2008年11月02日

「once ダブリンの街角で」たった一度の出会いの幸せ。

休日中に何気なくレンタルしたDVDを数点。
どれもとってもステキでした。

とっても心に心地よい風を送ってくれた作品
「once ダブリンの街角で」
ダブリンの街角で1.jpg

ダブリンの街角で実家のHooberShop(掃除機の修理屋さん)を
手伝いながら、穴のあいたギターを片手に歌を歌う男と
チェコから移りすみ家政婦や花売りをする女が運命に導かれ
出会います。
たった一度onceの出会い。
その出会いが二人の人生に彩りを与えそして生き方を
変えていきます。
それは音楽の力で・・・。


サンダンス映画祭のグランプリ、オスカーの音楽賞も
とった二人の歌がカットもされず全編を通して流れるこの
素晴らしさ。1800万円ほどの低予算で作られた奇跡の映画に
拍手でした。
ハリウッドの映画ならこんな終わり方しないだろうなあという
胸がキュンとなりつつも、さわやかな風を心に残してくれた
ラストシーン。
エンドタイトルに二人の主人公の名前はなくただBOYとGIRL
あぁ、そういえば二人が名前を語り合うシーンも紹介する
シーンもなかったのでした。
でも、そんなことどうでもいいのです。
その音楽は時に心地よくて、時に痛くて、時に切なくて、苦しくて。
入りそうで入り込めない二人の間だけで、音楽を通っていく。
だって二人は音楽を通してつながっているってわかってたから。
ダブリンの街角で2.jpg
歌詞の中に二人のバックボーンや、心情がしっかりと
暗示されていてそしておしつけがましくない。
ヒロインが歌詞をつけて歩きながら歌う「 If You Want Me」という曲では私も泣きそうになってしまいました。

彼女が、初めてのバイクデートで話したチェコ語の意味が
知りたい。彼女はなんて思いを言ったのでしょうか?
彼女が、英語もロクに話せないチェコ人の母を連れていくことを
さりげなく聞いたのに、どうして彼は言葉を濁したのでしょうか?
そんな膨らませるラブストーリーの展開はあったはずで
観る側に素朴な疑問や期待を投げかけてくるのに
こういうことはあっさり却下されるようにたんたんと二人の
間に時間が流れ、切ないラストに流れ込みます。

ハンディカメラ2台程度とおそらくお金をかけたのは
クレーン撮影で俯瞰で彼女の表情を遠目から撮影する
シーンだけなんだろうなあと予想される技術と演出ですが、
これだけでこんなに心を打つ映画が作れるのは、やっぱり
アイルランドという国が持つ大自然や祖先へ尊敬の気持ち、
ケルトの思想を持つ深い祈りにもにた意思でしょうか。ぴかぴか(新しい)

この映画をブロードウェイが舞台化するということで版権を
とったようですが、このケルトの愛の意思とチェコの深い祈りが
きちんと表現された舞台になってほしいものです。
主題歌の「Falling Slowly」
本当に素晴らしくて、映画なのに二人の歌が翼をひろげて旅立つ瞬間に
立ち会えた喜びに震えました。ステキな映画です。黒ハート

二人のハーモニーが聞きたくて、You-tubeで探してしまいます。ぴかぴか(新しい)


posted by mint2 at 23:55| 兵庫 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月16日

またしても朝ドラにはまる「だんだん」♪

秋の新ドラマが続々はじまっていますが。。。
お気楽な私がやっぱりハマってしまったのが
朝のテレビ小説「だんだん」です。
「ちりとてちん」以来のハマりようで、再放送も観ちゃってます(^^;;

正直言うと、バラエティに出ていたマナカナちゃん達は
KYモード全開で騒ぎすぎて苦手でした。あせあせ(飛び散る汗)
でも、今は毎朝二人の熱演に心を揺り動されっぱなしです。

松江と祇園に離れ離れになって育った双子の運命と
その周りの人達の人生。
そして、その夢は大きな輪になって家族の縁を強めて
いくというドラマ。
だんだん2.jpg

日本の原風景のような趣の松江の宍道湖や出雲大社、
伝統としきたりを今も大事にしている京都・祇園。

この二つの町と双子ちゃん達がぴったりあっていて
視聴者の予想どおりの展開ですが、しっかりとした脇の役者さんに
安心感もあり、ワクワクしてみています。
ただし、「ちりとてちん」のような完成されたプロットの
ような素晴らしいドラマになるのか、これからの注目です。

わけあって別れてしまうことになった、父親の吉田栄作さんも
母親の石田ひかりさんも、あのトレンディドラマの輝きのまま
渋さも加わったいい演技をしてくれます。
この元夫婦のドラマが今後展開されるのね〜と思うと
これも楽しみ揺れるハート

マナカナちゃんが思いを寄せる?芸能プロの青年、山口翔吾くんは
「イケメン★パラダイス」でハイジャンプに復帰した小栗旬くんに
冷たい態度をとっていた陸上部の先輩役でした。
「女の子が泣いていたら、チョコレートをあげるか、抱きしめて
あげるかと母親から教わった」

なんてセリフ(^^)
朝からお弁当を詰めるお母さん方をドキドキさせるイケメンぶりです(笑)

何よりも、出雲出身、竹内まりあさんの主題歌も、語りもゆっくりと
安心して聞けるのでステキ!

今週はついに、二人が入れ替わりました!
>これも全く予想通りの展開(^^;;
さて、周りの家族の反応やいかに。そして出生の秘密とは!!??

だけど、二人のがんばりについつい応援したくなっちゃう
「だんだん」なのでした。
posted by mint2 at 22:02| 兵庫 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月17日

「ゲットスマート」お腹抱えて笑いましょう!!

「リーマンの破綻」は驚きでした。あせあせ(飛び散る汗)
金融業は最も人材の流動化が進んでいる業界の一つですし、
リーマンの知り合いたちは、みんな優秀で逞しい人物ばかり
ですから、彼らが仕事に困ることはないのでしょうけどね。
為替レート、株式、原油…
リーマンの破綻が、市場にどんなインパクトを与えるのか。
そして、投資信託、外貨預金、仕組債などへの影響は....
弊社の財務部も気が抜けないことでしょう。ふらふら

さて。。。映画はやっぱりいいですね。
エンド・クレジットにメル・ブルックス監修なーんて書いてあります。

ほほお〜と納得のこのお馬鹿ムービー「ゲットスマート」
素直に爆笑させていただきましたっ!!
大阪といえば朝はこのラジオということで
「ありがとう浜村淳です♪名画サロン試写会」
に当選したので行ってまいりました〜。
お年を召された様子もあるけれど、軽妙で饒舌な浜村節は健在!
関西のおばちゃんのハートをぐっとつかみますっ。(笑)
映画のお話や、抽選会など楽しく始まりました〜。るんるん
getsmart1.jpg
アメリカ映画の醍醐味ややっぱりこういったはっちゃけたコメディと
ドカーン!!と人の迷惑顧みず存在を否定するように破壊されるような
スカっと爽快感。
それが見事にはまった映画でした。


主演のスマート(スティーブ・カレル)は情報分析能力が
完璧なのだけど、いつもエージェント(諜報員)になる昇格試験に不合格。
あんなに太っていた体を絞り、次のチャンスを虎視眈々と狙っていたところで
スミソニアン博物館階下16階にあるアメリカ極秘スパイ機関“コントロール”
が国際犯罪組織に襲撃され、スパイたちの身元が明るみになってしまう事態に。
そこでコントロールのチーフ(アラン・アーキン)は、敵に面の割れていない
分析官のスマートをエージェントに昇格させ、整形したばかりのセクシー美女
エージェント99(アン・ハサウェイ)とコンビを組ませて、ロシアの“カオス”
に潜り込ませ、秘密の核爆弾工場を壊滅させていくのでした。
getsmart2.jpg

とにかくこの

スティーブ・カレルって最高です!


何度噴出したかわかりません。ダッシュ(走り出すさま)
小さくて、顔はよく見るとハンサムなんだけど眉毛がいつも動かないで
おもしろい顔。そしてヘンなロシア語もしゃべっちゃうし、ダンスもアクションも
いけちゃう人。スカイダイビングシーンなんか、マンガのシーンみたい。
カーチェイスもハリウッドそのままどこにソンナパワーがあるのよぉーーって
ツッコミながら観ていました。
バリアレーザーをアン・ハサウェイがセクシーな動きをしながら潜り抜ける
シーンに見とれてすっかりエロおじさんだったり、そのシーンは「MI-1」
ぽかったり、アストンマーチを奪いかっこよく007バリに追いかけようと
するんだけど、普通にエンストしちゃってヒッチハイクしたり、もうはちゃ
めちゃでした。
2重スパイの嫌疑をかけられ牢獄にいれられて脱出手段がせこすぎて
爆笑したり、最後に核爆弾から大統領を守ったのに、ちょっとお下劣な
オチで終わったり。
おもしろいシーンがかっこよく決めているのに最後のオチはそれかよ!?
みたいなボケっぷりで、中々コメディもスマートです(笑)
getsmart3.jpg
↑このシーンかなりツボったシーンなのです。

心も体もリラックスして楽しめるアメリカらしい映画。
ロシアが最近、相対するライバル国にされる傾向があるのは
こういったBRIKS景気、羽振りのよさによるアメリカ人の嫉妬
かしらん?(>あはは)
市場は不透明で、まさに大不況の前触れというエコノミストの
話もある中、スカーっと笑っていいことないかなあ。

スマートに行こう!!

ですよね。手(チョキ)

★映画のツボ〜ちょっとネタばれ
・「プラダを着た悪魔」からかなりセクシー路線になった
 アン・ハサウェイ♪目のパーツ(メイク?)がどんどん大きく
 なっているような。。。
 コメディエンヌの彼女にも期待ですね。
 ちなみに衣装はシャネルがほとんどとか。
・ワシントンのコントロールに入る池のところがおもしろかったー。
 なんかアホくさくて笑えますん。
・「サタデー・ナイト・ライブ」「007」などをオマージぁュする
 シーンも多く、ファンには笑いながらうならせるシーンも。
・マシオカさんもやっぱり一味も二味もかわったキャラで登場♪
 いい役者さんですよね〜。
・強面の悪役キャラの大男のおにーさん。かわいいの♪
 ああ、奥さんと仲直りできたのかしらんーって心配になりました。(笑)

映画上映前の予告編は。。。
・ブラピとケイト・ブランシェットの「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
・リチャードギアとダイアン・レインの「最後の初恋」
・綾瀬はるか、大沢たかお「ICHI(市)」
でした。

ダイアン・レインがすっかりおかんな中年のイケテない
お母さんをするなんて、薬師丸ひろ子さんが沢尻エリカさんの
お母さんを演じた時のようにしみじみしちゃいました。
年ととったもんですわ〜。ふらふら
posted by mint2 at 22:45| 兵庫 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月28日

「グーグーだって猫である」等身大のキョンキョンを感じました♪

帰国してから、なんだかまだたまった仕事と家事に奔走中。
たまったアイロンを汗だくになってしていました。
コメントのレスもメールもできず申し訳ありません。(><)
すぐに神宮から甲子園に帰ってきたうちのダンさん。
健康の為(というか私が和食がよかったので)お魚にしようと
思ったらカレーうどんが食べたい!とリクエスト。
大きなお鍋でカレーを作ったので2日間カレーを食べましたよ(^^;;

北京五輪から帰ってきた新井選手から電話があってなんだか
話し込んでいました。
うちのダンさんも、「とにかくしっかり治してクライマックスシリーズ
では、ゲンキな姿みせてくれよ」と伝えてたようです。
本当に新井選手、藤川選手、矢野選手お疲れ様でした。
阪神ファンは皆さんを心から待ってました。Vロード道一筋!
変わらずずっと応援しますっ。

さて、まだ夏休み中の娘と小泉今日子主演
「グーグーだって猫である」を観てきました♪
等身大の愛くるしい猫ちゃん。
42歳等身大のキョンキョン。
22歳等身大の上野樹理ちゃん。
の癒しのファンタジー映画かと思いきや、意外や意外!
生きる女性達の心の模様を丁寧に撮った
リアリティあふれる映画でした。

ぐーぐー1.jpg
愛猫サバを亡くし、心のよりどころをなくしてしまった人気漫画家の
麻子さん(小泉今日子)。アシスタントのナオミちゃん(上野樹里)
と森三中の4人は早く麻子先生がゲンキになってほしいと願って
心配しています。
そんな時、お腹にうずまきがある猫のグーグーちゃんと出会い、
心を奪われた麻子さん。
また愛する猫との生活が始まります。
類稀な才能でたくさんの読者を幸せにしてきた麻子さん。
はたして自分の幸せ、生きるということ、恋、どうなっていくのでしょう。
グーグー2.jpg
とにかく猫のグーグーちゃんがかわいいのは当り前ですが
上野樹里ちゃんと森三中の4人のアシスタント達もリアリティが
あってかわいかったー。
そして、キョンキョン教ではない私でも・・・

やっぱり
キョンキョンはかわいーーー。


もう、

目尻のシワがはっきり浮き上がっていても

かわいいーーー♪


とうなってしまう。麻子さんがみんなに愛される理由も
求められる理由も、期待されてしまう理由も等身大のキョンキョンが
演じるからこそ、納得されるものがありました。

世の中の喪失感も。
どうしようもない虚無感も。
そしてこの不器用な自分のことも。

愛しいなあと思える麻子さん。

そして観ている私達もそんな風に感じられるのでした。
グーグー3.jpg
空気を感じ取るのがムツカシイ余白が多い作りこみ方だなあと
思う場面もありますが、麻子さんがなんとなく好意を寄せる
不思議な青年の加瀬亮くんも、ナオミちゃんのカレシはおそらく
平川地1丁目の少年の子?のギターで歌うところも、
疾走し気持ちのままにぴょんぴょん動き回る上野樹里ちゃんも
誰も無理のないそのままの演技で好感がもてました。(^^)

ペットを亡くした経験を持つ人は、たとえようもなくツライ
シーンもありますが、愛された時間も愛した時間もどんどん
後ろにいっても、明日もちゃんとそんな時間があるんだよって
いうシーン。
ちょっと泣けました。

娘はグーグーのことが夢にでてきそう。
いえ、絶対夢にでてきて一緒に遊びたいなあって
言ってました(^^)

★映画のツボ〜ちょっとネタばれ
・くどいくらいPRシーンが多いので食傷気味です。
 これじゃあ。キョンキョンのふわふわしたかわいらしさが
 半減ですよっ(ちょいお怒り)
・ネコちゃんたちの素晴らしい演技?に拍手!!
・大島弓子さんファンなら泣けるシーンがめいっぱいですね。
・角川書店の社長、梅図かずお先生、槙村さとる先生総出演!!
・占い師さんがツボです。(笑)
・細野さんの曲もステキ★
posted by mint2 at 20:42| 兵庫 ☁| Comment(10) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月22日

劇団☆新感線RX「五右衛門ロック」かっこよすぎです!

もうほぼ半年前から楽しみにしておりました。
劇団☆新感線の舞台!!
大阪厚生年金会館大ホールに行って参りました
20080820.jpg
↑ホールの前にはのぼりがいっぱい♪

もぅ〜。

「新感線RX・五右衛門ロック!!」

サイコーすぎて、
興奮おさまりませんー(><)


しょっぱないきなり生バンドでロックしまくりです。
もう、テンションあげずにどうするの?
古新ちゃん演じる五右衛門が、豊臣秀吉を暗殺し、
左門字(江口洋介)らに捕まり、有名な釜茹での刑に
処されるところからはじまりますー。

なんと、生きてた!!五右衛門が!!

松雪泰子さん演じる(もうこの世のものとは思えないくらい美しいの!)
お竜一味が実は釜に細工してあり命を助けてもらいます。
助けた五右衛門をだまいて 南の島(タタラ島)のお宝(月生石)
を盗ませに行かせることにするのです。
お竜と異国の武器商人のペドロ(川平慈英)さんらのたくらみです。

宝のあるタタラ島の指揮する王様や北大路欣也さんですよ!!
>でてくる瞬間でオーラでまくり。
「華麗なる一族」のあの目ヂカラ満々です。
某携帯会社の犬のお父さんなんて言っちゃいけません。
何やってもウマイの。
役者の神様がいる世界に住む人が、熱くて最高な若者達の舞台に
降りてきて一緒に楽しんでいる感じです。

その息子が森山未來くん演じるカルマ王子。
映画で久々に未来@愛が炸裂した後だったのでオペラグラスで未来君を
なめまわすように(←お下品ね)見る私(^^;;
もう、キミはオサルさんか!!というくらい舞台をピョンピョン
走り回り、得意のダンスで圧倒してくれます。
あ〜、未来くんキミはやっぱり舞台の人ね。

他に
濱田マリ、高田聖子、橋本じゅん、粟根まことなど
濃くてあつーい役者さんのオンパレード。
一瞬足りとも見逃せませんでした。
音楽もガンガンで、ダンスも止まらぬすごさ。
役者さんたちの汗が観客まで飛んできそう。
そしてオバカでエロいーーー!!(爆)

もうお腹いっぱいなのに。。。

なんであんなのイケテない強面の風貌なのに、
かっこよく見えちゃうのーーー???

古田新太さん!!(はぁ〜と)

この人の着流し姿と引締まった殺陣で100%惚れますよ!!
古新ちゃん江口さんら4人でみせる見得のかっこいいこと!
そしてなんと、ぐいぐい私達をひっぱってくれる舞台を演出
してくれるのか!
江口さんとのかけあいが、ルパンと銭形のとっつぁんの
やり取りのようで最高でした。最後はドキュンとやられました。
もう、全身で古新ちゃんを受け止めます〜(←アホぢぶん)

東京から大阪と最後の夏を飾ってくれた「劇団☆新感線」
またしても、パンフレットやグッズはSOLD OUTで買えませんでした。(涙)
東京公演でほぼ売り切れらしいのと、何度もご覧になるファンが
買い占めるとか。。。。
ちょっと関係者の方も考えてほしいですよね〜(愚痴)

またまた来夏、絶対頑張ってチケットとるぞ!と
固く心に誓うのでした。ぴかぴか(新しい)
posted by mint2 at 12:54| 兵庫 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月12日

ウィル・スミス主演「ハンコック」に男のカタルシスを見るのでした♪

先週、麻生太郎幹事長が大阪入りされた際に、講演会のお手伝いを
させていただきました。
物々しいセキュリティで屈強なSPがぴったりとついておられ
セキュリティゲートまで設置されておられました。
もちろん、私達もIDカードを持っていないと動けない状況。
そんな中でも、今や時の人、麻生先生の人気は熱狂的でたくさん
お越しいただきました。
年明けの例会でお手伝いをさせていただいた以来なのに私ども
事務局のメンバーの顔を覚えておられるなど、さすがだなあと
話しておりました。>とってもお優しい方です♪
そしてお話も、ものすごくおもしろい。
日本が元気になるお話をしてくださったのですが、なんだか自分達が
元気をもらったようでした。(^^)

これまでの政治家とは異なる視点で雇用創出、産業活性化を図れる
豪胆さを持っている人なんだなあと実感。
そしてイノベーションとは、その主体性をどこに置いているか。
反市場原理主義を掲げることとして、今の官僚依存の政策に
どう具体政策をしていくのかがこれから益々動向、発言(←失言が
多いのですが。。^^;;)が見逃せない麻生先生です!

さて、ウィル・スミス主演「ハンコック」の試写に行って
まいりましたー。手(チョキ)

予備知識なく、ウィル・スミス主演ということでラップ満載の
お気楽なエンターティメント、ヒーローもの?と思ってたの
ですが、、、

これが中々、深いっ!!

ぐっときました!!


まさに、ウィル・スミスの男のカタルシスを見せて
いただきました。
「大いなる陰謀」のピーター・バーグ監督、と共同製作の
ウィル・スミス、彼はやっぱり名優になりつつありますね。
ハンコック1.bmp
LAの街で、その超人的な力で人助けをするハンコックですが
ハチャメチャな行動と酔っ払いぶりで実は街の嫌われ者。
悪人を痛めつけても、死にそうになった人を助けても、
自分の力をもてあまして、ついやりすぎてしまうことであちこちから
訴訟もおきる始末。
そんなところ、人のいい広告マンのレイを助けたところから
ハンコックを本当の愛されるヒーローにしようと画策するところから
始まります。
まあ、ここまではハンコックが人間?らしい感情や自分の
過去についての含みがあって又ウィルのアクションワイヤーシーンも
CGもVFXも雑なところもあるのもオマケで楽しませてもらった
のですが、、、、
330434_100x100_004.jpg
レイの妻役のシャーリーズ・セロン
色っぽいです。ふらふら
スリップドレスなんか着ていて、エロいです!グッド(上向き矢印)
ただの嫁役じゃないだろうなあーって
思ったら、やっぱりそうでした。
メイクを後半では変えるのですが、その謎も
突然解けちゃうのでびっくりします。

え!!?? そおなのぉ〜???

イスから思わずずり落ちそうになりました(笑)

ラストはいろんなことがわかっていき葛藤と戦い、生と死について
レイと息子アローンの人生をも巻き込んで一気にみせていくのですが、
ウィルの目、涙、背中。
停電した病院の中でびしょぬれになりながら、苦しみと悲しみを
全身に受止め、背負って飛び出していきます。


ウィル・スミスが神々しい鷲の化身に生まれ変わる瞬間でした。
330434_100x100_001.jpg
古典的なヒーローものと真逆なストーリーですが、その分
ヒーローに助けてもらう市民達の勝手ないいぐさとか、
ヒーローの別の苦悩の部分とか、違った着想点から描いているので
カップルや子供と観にいってもきっとあきないおもしろさです。

私は痛快でありながら、かつ孤独を一生背負っていく運命を
ちゃんと認めて生きていく男のカタルシスを感じさせて
いただきました。


私は「アイ・アム・レジェンド」のウィルよりこっちのほうが
大好きです♪

★映画のツボ〜ちょっとネタばれ
・あっという間の1時間40分。
 まさにGood job!な上映時間でした♪
・レイの息子アローンくんはお父さん同様とっても人のいい子。
 そのアローンくんをいじめる子供をハンコックがこらしめるシーン。
 チョー気持ちいいっ!(^^)>北島くん風
・シャーリーズ・セロンとてもよかった。
 こんなにいい女優さんだったのねーと感心。最初のアップから
 色っぽかったー。
 でも、後半のシャーリーズが私は好きだなあ♪
・戦闘シーン以外は、各登場人物のアップ長回しが多かった。
 ごまかせないそれぞれの役者達の表情が多く、ただのヒーローもの
 ではないのねーと予感させるものがありました。
・レイ役は「JUNO」の養子縁組をかってでる夫婦の夫役だった人。
 ハンコックの心の扉をあけた誠実な役柄が光っていました。
・NGワード連発で、字幕の戸田さんうまいこと書いてたなーと
 プロフェッショナルを感じました。
 娘には聞かせられないわーと思ってみてました(笑)

麻生さんはご自分で、「生まれはいいが、口は悪い」とか。
まさに、ハンコックは生まれはもとより、口はかなり麻生さんの上を
いっておりましたわん(爆)
posted by mint2 at 23:54| 兵庫 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月09日

SEX AND THE CITY やっぱり最高です♪

申し訳ございません。。。
試写会、2回も行ってしまい観てしまいました。
たぶん、いえ、ホンキでアホ親子ですね。(^^;;
うちのダンさんに「何観てきたんだ?」と聞かれても
同じ作品とはいえませんでしたー。ふらふら
いちおう、「ポニョ」です!と答えておきました。
もちろん、野球バカなうちのダンさん。
「ポニョ」がなんのことかさっぱり知らないと思いますが・・・。
SATC1.jpg

だけど・・・

プログラムがほしいので劇場にもいきます。(笑


SATC2.jpg

娘はやっぱりファッションアイコンとしての4人に期待して観ている
ところが大きいのでしょうが、やっぱり私は懐かしい友人達に
逢えたようなしみじみした感傷もありながらキャリー、ミランダ、
サマンサ、シャーロットを見つめていました。(^^)
もちろん、ミーハー気分で♪
特に、キャリーが引越しをする為にあのクローゼットの中の
処分をどうするかというシーン。
私も一緒に中にはいって盛り上がってしまいました♪
今回も衣装はパトリシア・フィールドが1000着ものブランドを
用意。キャリーが数々のドレスを着て撮影するシーンだけは
全面的に「VOGUE」が協力!!
エンドロールのブランド名の列挙にめまいがします〜。
私はキャリーのリザードのバーキンにメロメロになってしまったわ♪
編集長役はキャンディス・バーゲンです。貫禄あったな〜。
SATC5.jpg
↑シャーロットの赤のプラダのバックがかわいい♪
手にしているのはエルメスのグローブ、こういう色が欲しい〜。

そして、

やっぱりこの4人はかっこよかった〜(^^)


この作品の大きなテーマは女の友情と男女のLOVE。
不安で壊れやすくもろいものがLOVEで、そんな時の傷心を
癒して励ましてくれるのが女の友情。
だけど、そのLOVEも友情もキャリアも大事で、特に
女はいつまでたっても「お姫様」でいたいし、王子様の登場を
夢見てしまうもの。
彼女達は、いつものようにLOVEでたくさん悩んで傷ついて
傷つけてしまったりもするのです。
何よりも大切なものであることには変わりないものですものね。
SATC6.jpg

映画の中のセリフにもあるけれど、誰もが自分が不完全であることを、
まず認めなきゃ!なのです。


自分らしさにちゃんと戻って、悩んで苦しんでも確実に
一つ前に進んでいる4人を見てやっぱりPOWERをもらいました。
ありがとう!!

時々、とんでもない爆笑シーンもあったりで、試写会に
うっかり来てしまったような真横の年配のご夫婦は目を丸くして
あわててたようです。(^^;;
あっというまの2時間。ドラマをご覧になっていない方は
一度予習含めて登場人物の関係性を頭にいれて観たほうが何倍にも
楽しめちゃいます♪

とっても楽しみにしている方も多い映画なので・・・
今回はネタばれは私が気がついたNYのロケーションシーン
はここだろうなあというところだけ♪

★映画のツボ〜ちょっとネタばれ
・「The Modern」at MOMA
・Bryant Park Manhattan
・the Brooklyn Bridge
・Perry Street in Greenwich Village
・Christie’s auction house
・New York Public Library NY USA
・「Buddakan」meetpacking area
「Lumi」 on the Upper East Side ←HPに映画の1シーンが♪
・「Raoul’s」 in Soho
・「Starbucks」 at Astor Place
 訪れたことのあるスターバックスでしたので娘がキャーキャー
 横でいってます。(笑)
 女の子の夢がいっぱいつまった、やっぱりサイコーな4人の
 映画でした。

NYに早くいきたいっ!!!
posted by mint2 at 23:45| 兵庫 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月05日

苦節ん日?当選しました!(感涙ちぅ)

とにかく、公開より少しでも早く

キャリー、シャーロット、サマンサ、ミランダ

に逢いたい!!


恋焦がれておりました♪
そして必死に大阪の試写会案内というHPから
必死にハガキやネット応募に頑張りました!
アホです。ワタクシ・・・ふらふら

はずれまくった何回目か。。。
ようやく「verita」が後援の
「SEX AND THE CITY」試写会が当選!(感涙もうやだ〜(悲しい顔)
本当にありがとうございますーわーい(嬉しい顔)

NEC_0426.JPG

娘とやったね!とハイタッチ手(チョキ)

うちのダンさん、ほっといて娘とふたりでNY気分〜るんるん
るんっ揺れるハート

いってきまーす(^^)


posted by mint2 at 00:03| 兵庫 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月30日

映画「百万円と苦虫女」自分探し・・・をしたくないんです。

「蒼井優」という女優さんは、中々不思議な役者さんでおそらくこの浮遊している
ような感覚や、鼻につく演技のうまさで苦手な人も多いんじゃないかと
思うのですが、名作「花とアリス」「フラガール」の役のように観客を
「蒼井優@疑似体験」モードにしてしまう世界観があります。
スクリーンの蒼井優を見ていると、いつのまにか蒼井優みたいなため息を
ついていたり、あの長い手をブラブラと前にしてペタペタと歩いてしまって
いるような感覚。
日本にこういういろんなカテゴリーにとらわれない女優さんが
いるというのは素晴らしいことです。
蒼井優でなければ、できない映画がそこにありました。

監督・脚本のタナダユキさんは、この華やかな芸能界にいてどこか
はかなげでそして所在なげで、授賞式でもぼーっとしている蒼井優に
主人公の「鈴子」を託したのはそういう思いだったんではないでしょうかね。

映画「百万円と苦虫女」を観てまいりました。
百万円と苦虫女.jpg
映画は、全然「癒し」「ほっこり」「スロー」「ゆるーい」みたいなのを
期待していたら、全く違います。

ある理由があって前科者(?)になってしまった鈴子の「without myself」
ロードムービーです。
鈴子は、ちゃんと仕事もできるし、言われたこともきちんとできる女の子
なのに、イマイチ「家族」という最小単体のコミュニティにもなじめない。
だから、おそらく「学校」「会社」「地域」そういうものにも上手に世渡り
というものをもたない。
適度な距離で人と関わっていれば、自分も傷つくこともないし、相手を
傷つけることもないということはしっかり理解している21歳。
「百万円たまったら、次の街へいく」と決めて、海の町、山の村、東京から
少し離れた地方都市と流れていく。
自分とどことなく似た「いじめられっこ」の弟。
めんどくさい弟だったけど、彼女は弟を心のよりどころに旅を続ける。

出会う人は、自分勝手な人もいれば、心温かい人もいる。
取り残された弟は悪質で下劣なイジメに必死に耐えている現実がある。
彼女は自分のことをまったく知らない人達の中でするりと漂々と生きる。
そして、彼女を知りたいと思い、彼女がするりとその町や村から
去った「心の種」を残していったことを淋しく思ったりする。
そして、彼女は「ヤバイ。乙女だー」と恋もする。
恋をする森山未来くん演じる中島くんもいい。
>多分、タナダさんは森山くんがすっごく好きなんじゃないかなー。
カメラワーク、優しいセリフ、とんがったセリフ、切ない気持ちを
封じ込めたところなど、森山愛が炸裂していたように見えちゃったわ♪(笑)

百万円と苦虫女2.jpg
現実から逃げて、自分勝手に生きているように見える姉を軽蔑していた
弟がそっと姉の鈴子のジャケットを握って、それから手を包む。
中島くんへの思いが通じて、二人が荷物を持ち替えてゆっくりとまさぐる
ように手をつなぐ鈴子。

「つないだ手」をカメラがクローズアップする。
このことを、タナダさんは自己投影している鈴子ちゃんに伝えた
かったことじゃないかな。

いろんなことから、逃げても、自分の思いやりで人を傷つけたくないと
思っても、やっぱり人間はこの「つないだ手」が必要で、それが「現実」と
向き合うただ一つの方法だということ。


中島くんのアパートで、切ったネギの根っこを鉢に植えていた中島くんの
素朴な表情に和み、心から笑顔をだして鈴子ちゃんと中島くんの
キスシーンが、とってもかわいくてステキなシーンでした。

(タナダさんは、とても丁寧に二人のことを撮っているなあと思いました)

ラストは賛否両論いろいろあるようですが、
私は、次の町で鈴子ちゃんが中島くんの思いをちゃんとわかるように
成長しているんじゃないかな。と思いました。
この恋は、アンハッピーなんかじゃないですよ。
うん、ぜったい!ぴかぴか(新しい)

★映画のツボ〜ちょっとネタばれ〜
・桃農家のピエール瀧さん、いやらしさ満点の刑事、田口トモロヲさん
 実にいい味です。
 ところどころ、素晴らしい役者さんが随所に♪
・鈴子ちゃんが「前科者」になるきっかけをつくった「バカップル」
 見つけたら思いきりぶん殴ってやりたいわ!!と私一人で怒っておりました。
・弟を陰湿にいじめるアホ小学生
 おばちゃん、見つけたらただじゃおかへん!と私一人で怒っておりました。
・森山未来@愛が炸裂しそうになるくらい、かわいかったー。
 自転車をぐんぐん漕ぐシーンは、セカチューでしたね。骨太で指のきれいな
 いい男に育っているわ〜と私一人で萌えておりました。
・自分のことを知らない町で暮らしてみたい。
 誰しも、そんな鈴子ちゃんのように思うことがあると思います。
 だから、インターネットもブログもこんなに普及したのかもしれませんよね。
 私のことを知らない人が私のこのブログを目にとめていただき、
 いろんな感じ方をしてくださることが、なんだかとっても不思議で居心地がよかったりするんですよ。揺れるハート
 
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。(^^)
posted by mint2 at 00:09| 兵庫 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月23日

「父と暮せば」静かに戦争の無意味さを語ってくれました。

恥ずかしながら。。。。
もうすぐ誕生日なのですが、先日そんなことも忘れて
玄関で古新聞をめいっぱいひろげてたくさんの靴を
並べて汗だくになって磨いておりましたら、
娘に「ママは何がいま欲しいの?」と聞かれました。

ピンとくれば、カルティエのベニュアールといいたいところ
なのに、
(>そんな高価なもの、娘に言ってどーする?)笑

ホントにホントにお腹から思ってたのでしょうね。。。
「ママはもういちど、あなたの赤ちゃん時代の時間が欲しいわ」

あの、マシュマロみたいに甘くてふわふわの赤ちゃん。
それが、体中の力をふりしぼってするウンチの様子とか(笑)
私の体の中にすっぽりと包んで小さな息吹を感じる幸せ。
私だけをみつめて、微笑む無垢で私だけのベビー。

あの瞬間の喜びは何ものにも換えがたい至福の瞬間。

「ふーん。そっかー。ママの年令じゃあ、出産はムリだもんね。あはは」
そんな小さな宝物だったあなたが私のことを心配してくれる。ママはゲンキで
笑顔で青春を生きている様子だけで幸せと思う瞬間なんですよ。。。
おとったんの原田芳雄さんが静かに全て語ってくれていました。

DVDで黒土和雄監督の遺作「父と暮せば」を観ました。
父と暮せば.jpg
あのピカがあって数年後の広島に一人生き残り孤独に暮らす
心優しい娘、美津江は図書館に勤めひっそりと暮らしています。
爆風と焼失でほとんど廃墟となった家に、あの原爆で亡くなった
父が現れ、一緒に暮らしていきます。
父は、娘が図書館で出会った原爆資料を集める学者にときめいた心と
恋焦がれるため息で生れたまぼろしの存在だそうです。
しかし、娘は自分だけが生き残った罪悪感と恐怖、これからの明日へも
希望が持てず、私は幸せになってはいけない人間と決め付け、一切の
心を閉ざしてしまい、幽霊の父と暮らすのでした。
父は必死に励まし、恋を応援し、明日に生きることを強く説得し
娘がこれから生きて残していかなくてはならない使命を強く説いて
いきます。
娘のかたくなな心、そして戦争への恐怖、憎しみはほぐれていくの
でしょうか。。。

娘を宮沢りえさん、幽霊の父を原田芳雄さん、美津江さんが恋する
学者に浅野忠信さんです。
オール二人芝居で、原作・井上ひさしさんのこまつ座の舞台そのままで
二人のセリフと時折表現される、原爆瓦やガラスの破片の小道具が
具体的にあらわされることのない原爆の恐ろしさと広島の人々の地獄の
苦しみが表現されます。
原爆投下後、生き残った人達は誰しもきっとこんな苦しい思いを抱いて
生きておられたんだと思うと、胸が熱くなりました。

りえさんのたおやかで、父の前では気丈に明るく振舞い饅頭をほおばる
表情に癒されます。りえさんが微笑めば微笑むほど奥底の悲しみの深さが
あふれてきそうになりながら。。。
父の原田さんは、時にはおどけ、時には厳しく叱咤し娘を励まします。
自分が一緒に麦湯を飲めなくても、娘が台所に立てば一緒にたって
雑魚味噌を作ります。その特製の雑魚味噌を愛する人へもっていきなさいと
背中を押します。父のあふれるばかりの愛情が具現化されていて
こちらもこの切なさに胸をつまらせます。
りえさんも原田さんも芝居くさくなくて本当の父親と娘が語り合ってる
ようで自然で素晴らしいです。
大切な友人も先生も、家族も全てあのピカで失くしてしまった。
私はなんで生きているんだろう。
私よりも生きなきゃいけない人がいっぱいいるのに、どうして私は死ね
なかったんだろう。
「私は生きてはいけなかった。」
あのピカで亡くなった人もむごたらしく悲しい。
が、生き残った人もどれだけ苦しく自分を責め、吐くように耐えなければ
ならなかったか・・・。
20040618001fl00001viewrsz150x.jpg
戦争が、ほんの数十年前にこの国にあって、今や世の中の苛立ちや
人の優劣や格差で簡単に虫けらのように殺されたり、自らの命を
絶ってしまうこの時代。
いのちをつむいで、この戦争の悲惨さや人の尊厳を伝えて生き抜いて
きた美津江さんは、幽霊のお父さんはどう見ているのだろう。

父娘がジャンケンポンをして、父がいつも負けるグーを
出すところで、大泣きしてしまいました。
黒土監督は、ズームを多用せず、カメラを平行に動かし
娘の視線の高さに忠実に(宮沢りえのたおやかな美しさだけも忠実)
淡々と撮っていました。
二人の芝居の力だけが命綱の映画でした。
空を見上げると、原爆ドームがあってそこにつきぬける青空が
ありました。

父が暗闇に消えていって美津江さんが最後に言います。
「おとったん、ありがとありました。」
美津江さん、好きな人に思い切り飛び込んでくださいね。

★映画のツボ〜ちょっとネタばれ
・頑固すぎる頑なな美津江さんに、どこまでぐずぐず言うてんの!と
 ちょっとイライラしそうになりますが、りえさんのこの上ない悲しみと苦しみを
 背負った演技に、負けます。
・浅野さんは少ししか出てきませんが、原爆資料を集める誠実さあふれる
 青年を印象深く演じています。黒土監督の作品への思い入れを感じました。
・原爆瓦は、画面からみても怖かった。。。
 放射熱で溶け、おろしがねのようにささくれ立った凶器に変身した瓦。
 これが広島の家屋や人に爆風と共につきささったそうです。
・りえさんがささがきごぼうを作るシーン、にんじんを千切りするシーン
 とっても自然で優しいのです。普段からキッチンに立っておられるのでしょうね。
・音楽がちょっと怖いのです。
 黒土ワールドなんでしょうが、子供にも見せたい映画なのに音楽がオカルトっぽい。
 エンドロールもさらに怖い。美しく装う必要もないけど、たくさんの人に見て
 もらいたいのなら、音楽はもう少しアカデミックなほうがいいなと思いました。
 例えば筒井ともみさんとかね♪
posted by mint2 at 21:44| 兵庫 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月18日

「ドラゴン・キングダム」2大スター共演でメロメロです♪

「JJプロジェクト2008」
ファッション雑誌ではなく、ジャッキー&ジェット
ということなのね〜。

カンフーファンとしても密かに楽しみにしておりました。
ジャッキー・チェン、ジェット・リーの2大スター競演の
カンフーアクション映画
「ドラゴン・キングダム」を観てまいりました。
ドラゴンキングダム1.jpg
「THE FORBIDDEN KINGDOM」ドラゴン・キングダムという邦題のほうがしっくりくるのかな?
ともかく二人が一緒の画面にいるってことのほうが、すごい!

ボストンのイケてないカンフーオタクの少年が、イジメっ子に
脅されて、大好きなチャイナタウンの質屋に強盗にはいるように
連れて行かれ、店のおじいさんを襲うことになりました。
悪ガキが思わずこのおじいさんをガンで撃ってしまいます。
手には、このおじいさんが自分の先祖からずっと預かっていた
「金の如意棒」が。
この棒に導かれるまま、少年は時空を超えて500年以上前の
禁断の谷にタイムワープしてしまいます。
その谷は平和だったのに、悪い将軍が殺戮と強奪の限りが
尽されていました。
この「金の如意棒」の持ち主の孫悟空は将軍の妖術で石にされて
いました。導かれ選ばれし者すなわちへなちょこな少年が
如意棒を孫悟空に返し、妖術を解くことが唯一の平和への手段でした。
旅先であった酔拳のルーとの出会いで少年はかわっていきます。
ドラゴンキングダム2.jpg
わかりきった、ありきたりすぎる設定だったけど
(このボストンの男の子もテキトーな扱われ方なので)
やっぱり、この二人の息もつかせない15分ちかくの最初の
戦いがすごすぎます!の一言。
これで、お腹いっぱいな私(^^)

オチはそれなのかー!!!
とちょっとガッカリするところもありますし、悪役たちの
ワイヤーアクションもお粗末なところもがあったり
なのですが、やっぱり同じワイヤーをつかっても
ジャッキーとジェットの決闘シーンは素晴らしい。
ほとんどノーカットと錯覚するくらい、なめらかでスピーディーな
編集と、壮絶さを感じさせるアクションの爽快さ。
足をはらわれて、腹筋で起きるシーンなど、絶対それワイヤーじゃ
ないでしょう!と思うくらい色褪せない二人の動き。
日夜、鍛えてるんだろうなあ。

少年が修行するところは「ベストキッド」
対決シーンは「少林寺」「酔拳」「蛇拳」
イジメっこと対決するシーンは「Back to the future」かな?(笑)

べっタベタのストーリーすぎて、お約束な結末だけど
ジェイド将軍に両親を殺されて、翡翠の髪飾りで復讐を誓い
旅をともにするスパロウ役の女の子が中々かわいいです。
アジアン・ビューティーでアクションも頑張っていました。

ジャッキーもジェットも英語が非常にわかりやすいですね。
中学生が英語の勉強にヒヤリングするにもってこいです。
ジェットは演技はどうかな?って思っていましたがやっぱりアクションのキレは
ジャッキーよりすごいと思いました。
でも、やっぱりジャッキーがいることでハリウッド的なエンターティメント
になり、おもしろみが増すんですよね。
2大スターのおそすぎた競演ということになりますが、
二人のよさが十分楽しめる映画です。

ビール片手にワイワイ、ホームシアターで楽しく、
かっこええーーー!!って言いながら、観るのがいいですね♪

★映画のツボ〜ちょっとネタばれ
・「I don't forget freedom」このセリフをジェットが設定を変えて
 2回言ってるのですが、その対比を楽しむのがおもしろい。
・和訳に意訳が多いので、ちょっと残念。
 これなら広東語で全部やったほうがいいのになあ。
 ジェットとジャッキーが広東語で話すシーンが自然でよかった。
・少年は、フェンウェイパーク(ボストンレッドソックスの本拠地スタジアム)
 の壁がすごいんだよ!と言うシーンがありますが、いかにもという感じで 
 脚本のあざとさが見えました。ちょっと残念
・アメリカ人から見た、中国2000年のカンフーの世界観を出すと
 こんな風になるのかなあ。やっぱり一番イキイキして輝いていたのは
 中国人の俳優さんたちですけどね。
・あ、やっぱりジャッキーがこの人で、ジェットがこの人なのね。(笑)

ともかく、酔っ払ったジャッキーが黙僧のジェットにからんで
対決するシーンにほれぼれー。


二人だけの決闘を見ても損はありませんぞ!!

posted by mint2 at 23:55| 兵庫 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月15日

夫婦の碁石と「関西・歌舞伎を愛する会 第十七回七月大歌舞伎」

NHKドラマ「篤姫」で堺雅人さん演じる家定公がついに
病に倒れ亡くなってしまいました。
「うつけもの」「病弱で人間嫌い」というだけのイメージではなく
見事、厚みにある深い家定公を作り上げた、堺さんの表現力とあの包容力と
くるくるかわる真摯なまなざしが篤姫との短すぎる美しい夫婦愛を
見事に演じ切っていました。おせんべいを焼く堺さん、きゅっと篤姫を
後ろから抱きしめる堺さんに、キュン♪と来た人も多かったのでは?(^^)

死の床で、篤姫から届けられた白い碁石を見つめ、
「御台、なぜいつかのようにわしの元に飛んで参らぬのだ」とつぶやくシーン。
面会がかなわず一人黒い碁石をにぎりしめ、家定の安否を必死で祈る篤姫。
号泣しながら、この夫婦は短かったけれどきっと幸せな夫婦だったんだと
感じさせるシーンでした。
囲碁ファンの私にとっても、五目並べでも囲碁の世界が二人の気持ちをつなぐ
一つになっていたことがとても嬉しかったのでした。

そして、母と大阪歌舞伎に行ってまいりました〜♪
母は女子大時代からの仁左衛門さんファン(当時、孝夫様らしい)
仁左衛門さんが祇園bPの芸妓さん(今の奥様)と結婚をきめられたときは
熱がでて寝込みそうになったらしい。(笑)
「笑っていいとも」のテレフォンショッキングに出演されたときは
思わず女子大時代のファン仲間同士でお祝電報を出して、タモリさんに
読んでもらえないかしら!!とドキドキしながらテレビの前で正座
していた人(爆)
私がこんなにミーハーなのは母譲りということもおわかりいただけるかと。。。

夏の大阪歌舞伎は、年末の京都の顔見世と同じ様にいつも楽しみにしている母。
いつもは叔母やお友達と一緒にいくところを今回は私と二人でいくことになり
ました。朝から母は何着ていこうかしら〜?とウキウキ気分。
>あのー。仁左衛門さんの楽屋にいくわけじゃないですからー。
shochikuza200807_handbillthumb_2.jpg
役員が後援している文楽の竹本綱大夫先生が、長唄の巳太郎先生と仁左衛門さんの
あわせは是非観た方がいいよと役員にも勧めていただき、チケットをお願いしました。
先生、ありがとうございます。
(京都でまたお礼に伺いますね♪)
夜の部・演目
一谷嫩軍記
  熊谷陣屋(くまがいじんや)
            熊谷直実  仁左衛門
   白毫弥陀六実は弥平兵衛宗清  我 當
             藤の方  孝太郎
             堤軍次  愛之助
              相模  秀太郎
             源義経  藤十郎
二、黒手組曲輪達引(くろてぐみくるわのたてひき)
  浄瑠璃「忍岡恋曲者」
     花川戸助六/番頭権九郎  菊五郎
           三浦屋揚巻  魁 春
            牛若伝次  松 緑
            新造白玉  菊之助
            朝顔仙平  亀三郎
         三浦屋女房お仲  家 橘
           俳諧師東栄  團 蔵
          鳥居新左衛門  左團次
        紀伊国屋文左衛門  田之助
三、上 羽衣(はごろも)
              天女  菊之助
              伯竜  松 緑
  下 団子売(だんごうり)
              お臼  孝太郎
              杵造  愛之助

杵屋巳太郎先生が「陣屋」の送り三重(さんじゅう)といって幕が引かれた後に
ス〜とでてらして立ち三味線(麗しい♪)、花道での仁左衛門さんとのぴったりと
息のあった合った立ち姿と秀で方の素晴らしさ。
剛毅な武将でありながら繊細さを併せ持つ直実の姿がまさに長身痩躯の
仁左衛門さんと重なります。
>母はこのあたりで「孝夫さま〜」と酸欠になりそうでしたわ〜(笑)
その時間は心があまりにも感動してしまい震える想いでした!

そして、そして大阪歌舞伎の大輪の華。藤十郎さんのなんともいえない
艶っぽさもある義経。
短い時間なのに芸の深さを堪能させていただきました。
大阪歌舞伎の豊かな想像性と奥深さ。そして斬新さにやられてしまいます。

「黒手組曲輪達引」は 大阪のサービス精神でまくりで 
現在絶好調のタイガース柄の着物やバットスィングなどまでいろいろと
登場し、前半は 遊び心満載、大阪出しか観られないもの!でした。
この立ち回りの音楽も 暑さも忘れるよう!

最後の舞踊 羽衣と団子売りも とっても楽しく美しく!
菊之助さん 血筋でしょうね・・・横の母からもため息がもれます!
愛之助さん この方の立て役を見ると背筋が伸びます。
ホントすてき!今一番ノってますね。
(また、北新地「Vogue」でお見かけしたときもアルマーニのデニムが
似合ってて素敵でした。また遠くからお見かけしたいなあ)>ミーファーすぎ@私

こんな楽しい歌舞伎は はじめてでした!!
大阪歌舞伎の素晴らしさを是非末席のお安い席でも楽しめますので
足を運んでいただきたいと思います。

さて、いよいよ大阪は「天神祭」のお囃子が聞こえるように
なってきます。
私も25日は船渡行させていただきます〜。(^^)

翌日は、そんな天満天神「繁昌亭」で落語会に11月に「米団治」を
襲名する「桂小米朝」さんのしごきの会にいってきますー。
これだけ落語会に行ってきて、人間国宝・米朝師匠の御曹司の落語は
初めてなのでめっちゃ楽しみ〜。

あぁ、ほんまに関西歌舞伎も最高です。
京都の顔見世に亀治郎さんがでていらしたら、絶対今度もいきたいなー。

posted by mint2 at 13:17| 兵庫 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月13日

「カンフーパンダ」ハートフルな手作りの映画です♪

「シュレック」「マダガスカル」等上質なCGIアニメーション作品を
提供してくれるスティーヴン・スピルバーグ率いるドリームワークスが
手掛けた最新作「カンフーパンダ」の親子試写会に行ってまいりました。

今回は、同級生Uちゃんと小学3年生の息子ちゃんKくんと一緒♪
うちの娘は、バイトですー(笑)
上のお兄ちゃん達から年が離れて生まれた末っ子くんなのでUちゃんも
かわいくて仕方ない様子。
ママを独り占めしてるようで、そばでみててもその様子がかわいー♪
男の子は予期せぬ行動をするし、興味があることがとても不思議なものが
多い気がします。ものすごく電車の中で観察しててもおもしろい。
カンフーパンダ気に入ってくれるかな?わーい(嬉しい顔)

古くからの予言により、思いがけずにカンフーマスターを目指すことになった
ラーメン屋パンダ「ポー」の血と汗と涙の修行の日々をユーモアたっぷりに
描き出しています(ヤフー映画から抜粋)
今回は、親子試写会ということで吹き替え版。
このメタボパンダをTOKIOの山口達也くん。
師匠のあらいぐま「シーフー老師」ダスティン・ホフマンのところを笹野高史さん。
シーフーの愛弟子マスター5のタイガーをアンジーのところ木村佳乃さん。
他、MEGUMIさん、中尾彬さんらでした。
とにかく、ユーモラスな山口くんのアテレコ振りがうま〜い。
ものすごく雰囲気にあってるというか、上手だなあと感心しました。
子供たちにもきっとわかりやすいアテレコになっていると思いました。

登場人物(動物?)も簡単な名前でストーリーはとってもわかりやすい。
メッセージもとてもストレート。
小さいお子さんでも充分楽しめる内容で、ボテ腹でがんばるポーに
みんなにが応援したくなります。
隣のKくんも、「わー!」「あぶないよー!」とかつい言葉にでていました(^^)

とにかく、おそらしいくらい美しいグラフィックです。
中国のカンフーの穏やかな町の様子、修行をつむ山の峰の向こうの立体感。
とくに、ディズニーの俯瞰アングルCGに対抗して、逆アングルで谷の底から
悪役タイロンが崖を飛び上がってくる様子は圧巻!!
息をのみます。
動物達の毛が風や息で細かに揺れるところや、アップシーンのひとみに
相手の影や表情がちらりと映っているところなど、こまやかなところまで
CGで描かれています。
(ここまでくると、ほとんど手作業と同じなのではと思っちゃいます)

最初は、影絵の手法を多くとりいれマスター5のキャラクターを丁寧に
見る側に提供するところなど、にくい演出だなあ。
シーフー老師のカメ師匠が、絶壁に飛び出た桃の木のところで、天国に
いってしまうシーンなど、桃の花びらが風に舞うところは美女と野獣の
野獣が王子に戻るシーンを思わせるのですが、この切なさの演出が
うまい。
アジア的な情感に訴えるシーンで、輪廻を思わせる心に残るシーンです。
修行中のシーンでは、戦い、埃が窓から差し込む光にチラチラとスターダスト
するシーンも圧巻です。
影ひとつとってもバックのほんの1シーンも手を抜いていません。

信じる気持ちの尊さ。
どんな人にも弱い気持ちがあり、心に迷いがうまれること。
そして、その気持ちを乗越えるためにいかに努力するか。

自分を変えたいと願うポーに熱くなって引き込まれます!

あれ?と思ったところといえば、少し画面構成やアングルが
どこか宮崎映画を意識していると感じる場面がありました。
製作者がおそらくファンなのだと思うのですが、エンドロール
ラストのところは、ナウシカのラストとそっくりです(笑)

納得のラストですが、血を流すシーンもありませんし好戦的な
ところもないので、中国本国はじめ世界各国でも楽しんでもらえる
素晴らしい作品になっていると思います。

アニメと思ったら痛い目みるぞーー!!
と思うくらい、素晴らしい製作者の熱い思いがつまった
「てづくりの映画」です。
今度は、字幕版で見てみたいなー。
だって、マスターモンキーはジャッキーだもん♪

ヤフーの「カンフーパンダ」特集ページでキャラクター占いで
やってみました♪
おおお、マスタータイガーだわ♪(^^)


Yahoo!映画『カンフー・パンダ』特集 - カンフー・パンダ診断


★映画のツボ〜ちょっとネタばれ〜
・ラストの曲は「Hey say Jump!!」でした(^^)
 名曲「カンフーファイティング」のカバーで中々お母さん世代は
 懐かしかったのでは?
・インディジョーンズにも匹敵する、冒険アクションシーンもあって
 私のようなカンフー好き以外でも絶対楽しめます。
・ポーのお父さんは鳥なんですけど、このお父さんとの親子の情シーンも
 とっても感動します。
・マスタータイガーはなんとアンジェリーナ・ジョリーが声優をつとめて
 いるのですが、全然セクシーなキャラではありません!(きっぱり)
 どっちかというとかっこいいストイックなキャラ。
 アンジーがどんな吹き替えをしているのかとっても気になります。
 マスタースネークはルーシー・リューだそうです(^^)
・マスターモンキーは我らがジャッキー・チェン♪(らぶっ)
 酔拳のような腕をくねくね回すシーンは、アニメといえどファンにはウレシイ♪
・マスターMantisはカマキリなのですが、思わず「関根勤さんの
 かまきり拳法を思い出したわ〜」というUちゃんに爆笑。
 ハイ、そんなアナタはカックラキン大放送同年代♪
・宮崎アニメ「崖の上のポニョ」がライバル作品になりそうですが
 さてさて、どちらに軍配が!?
・最後にKくんに感想を聞いてみると・・・
 「平和の谷」に戻ってよかった。タイランも先生にごめんなさいって
 いえばいいのにねーって、かわゆす〜(^^)黒ハート
posted by mint2 at 23:21| 兵庫 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月11日

「山桜」藤沢作品の優しいまなざしあふれる佳作です。

わーい!!今日は休日出勤のかわりに半休で早く帰れてウレシイー♪

藤沢周平、池波正太郎の世界というのは
私の中では、かなり距離感のあるものでした。

うちのダンさんや母がいくら熱烈なお二人のファンだと
言っても中々興味がもてずつい華やかなハリウッド映画や
アイロニー漂うフランス映画に惹かれてしまったものでした。
しかし、NHKドラマで内野聖陽さんの「蝉しぐれ」でガツン!
NYにいく機内で真田広之さんと宮沢りえさんの静かな演技、
そして舞踏家の田中泯さんのすさまじい演技に息を飲んだ
「たそがれ清兵衛」で思わず引き込まれてしまっていたのでした。
山桜1.jpg
「武士の一分」以来の藤沢作品ということで、見落とさないようにと
「山桜」を観てまいりました。

いつもながら思うのですが、日本映画というのは特に根底に流れている
遺伝子やら歴史的背景やら感情のひだが似通ったところを見つけると
どわーーーっと涙があふれるシステムになるようです。
だから、日本人のジャストミートポイントを知っている経験地の高い
映画監督というものは名監督といわれるのでしょう。

セリフが少なくとも、どこか郷愁を誘う風景や湿度感、そしてその
映画を観ているときの感情で、ゆるゆるっとなってします。
だから、あーー、こんな光景泣いてしまうなあ。。。と
思ったら私は監督の思惑どおり泣いてしまっておりました。


特に、冨司純子さん演じるお母さんとヒロイン田中麗奈演じる
野江さんの2ショットシーンは、結構ぐっときて泣きました。
「あなたはほんの少し、(幸せの)遠回りをしただけですよ」
この言葉で号泣。。。
なんだか、いろんな自分の感情と重なる瞬間でした。
山桜2.jpg
藤沢作品の舞台はいつもこのひなびた田舎、山形の「海坂藩(うなさかはん)」
東山紀之演じる若武者に縁談を申し込まれた野江さんですが、
剣豪ときいて粗暴な人と思い込み、その縁談を断ってしまいます。
しかし、その後不幸な結婚をした野江さんは、墓参りの帰りに美しく咲いた
山桜を目にし、一枝手折ろうと手を伸ばしていたところへ、
ひとりの武士が現れ、かわりに手折ってくれた。
それが東山くんの武士。心優しく気遣い、やわらかな物腰に好感をいだき
恋心が芽生えます。

この婚家が絵に描いたようにイヤな家で、小侍のくせに金貸しをし
暴利をむさぼり、姑は嫁にきつくあたりこき使います。
なんでそこまでガマンするの???
と思うくらいですが、献身的に「嫁」をする野江さん。
そういう時代は実はつい最近まであったのですよね。
結婚も、相手の顔もみないで親が勝手に決めてしまった時代
なので、野江さんがあの時縁談を断らなければよかったのに。。。
というのも空論ですね。

監督は「地下鉄(メトロ)にのって」の篠原監督。
ノスタルジックな映像が印象的な監督ですが、
藤沢作品を基本に忠実に丁寧に撮っておられるように思いました。
しかし藤沢周平というネームブランドに決して甘えることなく、偽りの
正義に立ち向かい義をつらぬくいつもの藤沢ワールドの精練と
生きる武士を描き、たおやかな女の小さな幸せをみつめて
描いています。
はがゆいまでのプラトニックでストイックな恋愛を縦軸に、
市井に生きる田舎武士とその周りの人々の人生の本当の意味での
豊かさとは、思いを貫く強さだと感じさせた映画でした。

山田洋次監督の藤沢3部作と比較されることが多いと思いますが、
静かなストーリーの中で達者な役者が丁寧に誰一人個性を主張するのを
あえて控えているように感じました。
田中麗奈さんは、離縁される不幸な嫁にしてはまだ若いかなーと
いう感じは否めないものの目や指の先まで懸命に仕える嫁を
しっかりと演じていました。彼女は蒼井優さん同様、スクリーンのほうが
水を得た魚のようにイキイキしていますね(^^)

参りました!

東山紀之演じる武士「手塚弥三郎」の美しいこと!!
凛々しく、気骨のあるまさに藤沢ワールドから抜け出たそのままのよう。。。
殺陣の振る舞いもしなやかで、引き手の所作が美しい。
東山さんのこのスキのない美しい姿と、それでいて柔らかな包容力ある
演技でほぼこの映画は完成されているように思いました。

私は「活字」が無条件に好きなので、同様に大事にし愛する人も
大好きです。
(だから、「本も雑誌も読まない〜、情報は全てインターネットから」と
言われてしまうと残念だなあと思ってしまいます。)

藤沢作品も池波作品も、司馬遼太郎作品も、その活字の中に風も雨も
土の匂いもただよってきます。
池波正太郎先生の「剣客商売」の主人公の年の離れた嫁が畑から大根を
選び土を井戸でゴシゴシ落とすシーン、穴子をたらいからとってきて
ガリガリと包丁でさばくシーン。
土間で鉄鍋がシュンシュンと鳴っている様子の中で、おはるがネギを
刻むところを読んだだけで、あぁなんて心豊かな素晴らしい夕餉の支度だろうと
思うのです。
>あ、ヘンかもしれません、わたし(笑)

そんな文学と映像が見事にお互いを尊敬、尊重しあいできあがった
素晴らしい文芸作品にしあがっていると思いました。
是非、ご覧いただきたいです。(^^)

★映画のツボ〜ちょっとネタばれ
・東山くんの「手塚」の家紋が山桜。
 最後にきていた、麗奈ちゃんの着物も優しい、あなたをお待ちしますと
 いう気持ちがいっぱいふくらんでみえる山桜でした。
・とにかく山形庄内地方の四季折々の風景が素晴らしい。
 日本にもまだまだこんな素晴らしいところがあるんだと思うと心が
 晴れやかになります。日本の山並みの稜線の美しさはきっと日本人しか
 わからない感情でしょうね。
・「山桜」は散るときも花がひらいたまま、そのまま散るそうです。
 花ことばは「あなたを思い微笑みを」だそうです。
 藤沢先生はご存知だったのでしょうか。(^^)
posted by mint2 at 16:47| 兵庫 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月09日

ナナちゃんにくびったけ!「ミラクル7号」

映画とは関係ありませんが・・・
祝!マジック点灯!55!

シンチーファンの皆様、お待たせしました!!
「少林サッカー」のミラクル&アクション、ドB級なノリの中に
万国共通のホロリとさせる天才監督リー・シンチーの最新作が
全然イケてないダメダメ宇宙人「ななちゃん」を主人公にした
「ミラクル7号」です。
ななちゃん2
カンフー映画、好きなうちの娘(^^;;
もちろん、柴咲コウちゃんの「少林少女」も見てきたわけ
ですが、やっぱり「少林サッカー」を超えるものではなかった
そうで・・・
そんなリー・シンチー監督が作った「ミラクル7号」は
絶対観たい!と申しておりました。

親子試写会だったので、小学生のお子さんもいっぱい。
そんな中で中学生になりすまして会場にはいるうちの娘って・・・。
ミラクル1
貧乏なおうちにくるというナナちゃんがかわいい♪
うちもびんぼーだから、我が家にもナナちゃん来てよ!って
思っちゃいました。ふらふら
ナナちゃんは、虐待ギャグキャラでみんなにご無体状態に
されるわけですが、これが中々アホくさくてナンセンスの極みと
いうふうに無条件に笑えます。

我が家も番犬の役目はさっぱり果たさなくとも、うちにいるだけで
表情やしぐさに一喜一憂し、毎日の生活にもハリがでます。
この映画のナナちゃんは、「で?なんでここにきたん?」
思うさっぱりわからない生物です。
びんぼー親子にやってきた意味不明な生物。
だけど、いじめっこにいじめられてもがんばるディッキーとの
出会いで、この親子にいろんなことをもたらせてくれるのが
ナナちゃんなのです。

「いのち」の大切さ、かけがえのない唯一無二のもの。
こういったことを、ただ単純にシンチーはポーンと私達に
なげかけてくれているのだと思いました。
みらくる2
格差社会が日本より激しいと言われている香港社会への風刺も
あるのでしょうが、名作「風の谷のナウシカ」の超オバカナンセンス
エッセンスのみ注入!!
という楽しさで、そのまんま楽しめばいい映画だと思います。
あ、ドリフの志村けんを観てるおもしろさが近いかなー。

子供は、余計な先入観なくこのテンポと展開のリズムで無条件に
楽しんでいた様子で、
世界共通、子供達って「う○ち」ネタが大好きなのねー。
このシーンで、イスから飛び上がって大盛り上がりでした。(笑)

最後は、号泣します。

(多分、皆さん想像していたとおりです)爆
全然イケてないナナちゃんに首ったけになります。(笑)

よめよめ、「ET」と比較しませんようーに。(笑)

なんたって「シンチー・ワールド」ですから♪

★映画のツボ〜ちょっとネタばれ〜
・漫画のようなカンフーやワイヤーアクションがウリのシンチー監督
 ですが今回はほとんどなし。
・カンフーは封印してるけど、ちゃんとお約束のサッカーシーンや
 如来神掌が観れて、そこはファンにはうれしいところ。
・お子様向け映画ということなんだろうけど、
 絶対字幕版で観て欲しい!!やっぱり広東語がいい!!
・少年ディッキー役はホントは女の子。入れ替わりネタが多いのは
 昨今の香港映画のハヤリなんでしょうか?
 ちなみにこの女の子、本当にシンチーの養子さんになったそうです。
・ファンタジーとかに挑戦というより、おそらくシンチーは未就学児から
 大人まで、初めてペットにであった時の喜びや楽しい体験、不思議な感情
 そういうのを思い出させてくれたのかな。
posted by mint2 at 13:18| 兵庫 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月06日

秋の計画!「IN THE HEIGHTS」を絶対観るぞ!

うちのダンさんも、横浜で仕事なのでウレシイことに自分の
時間がたっぷり♪

たまったメールを書いたり、娘とお茶をのんびりしに出かけたり
地元の友達と会えるのはウレシイ♪

たまったDVDを観る週末で、サッカーやドラマ、そして
BSでようやく放送していた「トニー賞2008授賞式」
観ました。

ブロードウェイは、まだまだ初心者の私ですが、NYに滞在させて
もらってる時くらいは、贅沢にもちょっとこだわりの普段いけない
ようなレストランやステキな舞台は観ておきたいという思いが
強くありますー。

娘も、前回のNY滞在ですっかりブロードウェイのとりこ。
「ヘアスプレー」では、思わず全曲歌えちゃうくらい
ハマってしまっています。
(映画もめちゃくちゃよかったーーーー!!!!)

今回も、楽しみに読ませていただいている「さとなお」さんの
ブログにも書かれていたけど、

「IN THE HEIGHTS」が受賞!!
パフォーマンスも最高でした!!


「IN THE HEIGHTS」の舞台はマンハッタンの北、ワシントン・ハイツ地区。
ここで暮らすラテン系移民の人たちの物語。
解説ページを読ませていただくと・・・
W181st〜190stあたりにWashington Heightsとあり、W181stの東の
延長上にワシントン・ブリッジがあります。
セントラル・パークの北端よりかなり北のようです。
マンハッタンの中心部に成功して絶対住んでやるぞ!と夢を
もっている青年達の話のようですが、それぞれの登場人物が
経済的に困難を抱え、親の病気、事業の失敗、人にだまされること
など、絶望の淵とぎりぎりのところで踏ん張っている。

ラテン音楽あり、RapありHipHopあり、ウーピーに紹介されたキャストの
素晴らしい歌と踊りが素晴らしい!!
(Youtubeより)



娘もテレビの前で大興奮!!
迫力のある素晴らしい歌とかっこいいダンス。
アフリカンダンスが随所にはいっていて、たまりません!!

「キャーー!!絶対、観る!観る!!」

「ザナドゥ」のパフォーマンスが陳腐でかわいそうなくらい!!

心にのこったのは「南太平洋」の歌のパフォーミング。
のびやかなキャストの歌にしびれました。
リンカーンシアターにも行ってみたい!!

他に「RENT」のオリジナルキャストが出ておられました。
舞台をまだみず、映画しかみていないのですが、やっぱり
「Seasons of Love」は好きです♪

今年は、なんとか調整をつけて日本シリーズが終わったくらいに
NYにいきます。
(ANAは仮予約しちゃったんですけどね)
>と自分にプレッシャーを与えておきます(爆)
ひとりでいくつもりですが、娘も一緒がいいと言い出しました。
講義の都合で未定ですが・・。

あと、大問題はうちのダンさん。。。(^^;;
そして、チケットが取れるかどうか。。。
posted by mint2 at 13:48| 兵庫 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月28日

「かもめ食堂」と相乗効果なシナモンロール♪

うーーーん。
ほにゃららさんへのコメントにも書かせていただきましたが・・・
私は「西の魔女が死んだ」よりも・・・

「ミラクル7号」

が、すっごく好きです。
アジアの映画の興味のない人以外には、絶大な支持をもってオススメ
しています。
だって、多分めちゃヒットはしないと思うので・・・。
これは「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」
を観て、目からウロコだったくらいおもしろいし深いし、シンチー監督のすごさを
思わせました。

「西の魔女」の子役の女の子もとってもよいのですが、ミラクルのディッギー演じる
少年(ホントは女の子)は、香港をしょって立つスターになると確信しました。
「ミラクル7号」の感想はまたあらためて書きますー。

で。。。今更ながら「かもめ食堂」を観ました。>おそっ。(笑)
20060122002fl00002viewrsz150x.jpg
母が猛烈に感動していて・・・
「ステキねー。ママもこんな食堂したいわー。」
「なんて、ヘルシンキって美しい街なのかしら〜!!」
「三谷幸喜さんの奥さん(小林聡美さん)って、こんなにキレイだったかしら?」
と絶賛。

このゆるりとして、余計な雑音のない映画。。。
多分・・・・

かな〜〜り、憧れます♪癒されます♪

だって、小林聡美演じるサチエさんは、ヘルシンキの心地よいアパートに
住みながら、合気道をし、全然お客さんはいらないのに、毎朝買出しに行き
夜は美味しいものをいただく。
ようやくお客さんが入ったと思ったら、日本かぶれの少年でコーヒー一杯だよ!
そんなカレの為に、ガッチャマンの歌を必死で探してあげて、片桐はいりを
今度は一緒に住まわせて、いつまでたってもスーツケースがみつからないもたいまさこ
さんは、マリメッコで思い切り高い服かってるしー。

家賃はーー??
店の資金繰りはどうしてんのーーー??
どうやって生活してるのーー??
開業資金はどうやって捻出したんだろ???
だって、消費税は20%以上なんでしょう???

一切、そういうことは語られておりません。
そんなこと語るのは、この映画ではタブーなのよ。必要ございません。
私の超下世話な感想は、こっぱみじんこでした。。。

だから、よいのです。
ヘルシンキの人、町、もの、魔法の言葉、海、沈まない夕日
すべてユートピア。
そして、まるごとサチエさん自身がセコセコ働く日本人の憧れの具現化。

だから、この包容力に惹かれるのですね。

そんな包容力を身につけたくて、経済的なバックグランドを上昇させて
いきたいと、また日本人はセコセコ頑張るんですよね。。。
うっ、ちょっと悲しくなってきたかも・・・。

お腹減りました。
おむすび食べましょう!!(^^)

★映画のツボ★〜かなりネタばれ〜

・サチエさんのエプロンとか、シャツとかがすごくいい。
・小林聡美さんが、吉永小百合さんみたく神々しく美しく見える
 瞬間があの「いらっしゃいませー!」なんですよね。
・小林聡美、もたいまさこ、片桐はいり この3人だからこんなにふわっと
 心地よくておかしい映画ができたんだなあとキャストの妙に拍手。
・シンプルだけど、かもめの絵のエッチングがとってもいいのです。
 額装もシンプルな白木。北欧のシンプルで快適な家具とあっていてステキ♪
・この映画をみたあとは、美味しいお茶、コーヒー、ゴハンを誰かと楽しみたい
 気持ちになります。
・コーヒーミル泥棒さんがシャツについてゴハン粒をつまんで食べるしぐさが
 ほっこりします。
・ついに満席になった「かもめ食堂」こちらまでも嬉しくなって拍手。
・ヘルシンキでいただく香ばしい塩鮭ってまた格別なんだろうなー。
・@かもめ効果おするべし!!
  我が家は紅茶党なのですが、ハワイの美味しいコナコーヒーは大好き♪
  もちろん母が「コピ・ルアックさん、がんばってねー」と淹れています(爆)
  私が淹れるときも思わず・・・指で。。。(笑)
NEC5599862.jpg
・Aかもめ効果おそるべし!!母がはりきって、翌日シナモンロールをレシピ
 ひっぱりだして作ってくれました。
 アイシングなし、シナモン控えめ(←娘があんまり多いと嫌がるのです)
 うちの母が、小林さんみたいに指でおさえればよかったのだけど忘れて
 そのまま焼いちゃったわー。
 かっこ悪いけど、めちゃ美味しかったー。
posted by mint2 at 11:27| 兵庫 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月25日

「ぐるりのこと」多分、今年ナンバー1!です♪

私が初めてリリーさんとお会いしたのは、昨年の春先のこと。
親友のTちゃんとUさんの結婚披露宴のお仲人さん。
さすが、人気者のリリーさん。
皆さんに囲まれて新郎新婦をはさんで記念撮影ラッシュ。
私の娘も美しい花嫁さんと、リリーさんと一緒に記念に
撮らせていただいたりしました。

レンズの向こうのリリーさん。
少し距離をおいてただづんいたリリーさん。
よっぱらいのリリーさん。
新婦に抱きついていたリリーさん。
子供のドレスにおでんくんをマジックで大きく書くリリーさん。

私は、遠くからそのまなざしが何をみているのか
気になって仕方ありませんでした。リリーさんがみつめるもの・・・。

そんなリリー・フランキーと木村多江、主演の映画「ぐるりのこと」を観てまいりました。
ぐるりのこと2.jpg

一言!「素晴らしいです」

私が今年観た邦画では、文句なしのbPです。

特に、40代の私には、夫婦のこのやりとりの一つ一つが胸にしみました。
結婚し、妊娠してからの夫婦の数年間が時系列で描かれるわけですが
その年にはいる導入場面が、すごくいい。
キッチンから同じ位置にカメラをすえて、毎年かわらない目線で夫婦の
やりとりをいれる。
変わったアングルがあったとしても、それがリリーさんと木村さんの
目線が同じ位置だったり、平行にカメラがうごいていく様子。
まるで、心のバランスを失っていく妻を同じ目線で見つめる夫と
橋口監督のまなざしそのものでした。

気丈でちゃんとしている妻。
優しいが達観していて女たらしの夫。
そして、そのまわりの愛すべき人、法定画家の夫からみる
時代の事件という「ぐるりのこと」
全てのプロットがゆるやかで、たゆとう感じで、海綿体に吸いこまれる
水のごとくしみわたっていきます。

こんな風に回想しながら、リリー・フランキーと夫のカナオさん。
木村多江さんと妻、翔子さんが、幾重にも重なってこのリアリティに
驚かされます。
それくらい、二人がそのままのドキュメンタリーのようでした。

ウツ状態となりヒステリックになる妻と夫の激しいやりとりの
シーンでは、白熱した二人の間合いに心が揺さぶられます。
涙があふれてきました。
この感触はなんだろう。。。と思ったら、なるほど
ジョン・カサヴェテス「こわれゆく女」を思わせます。

ここで、とっても印象的なセリフがありますが、
是非、スクリーンで感じてください。

夫婦が、さりげなく寄り添い、語らい、衝突もし、ありのままを
受け入れる夫が妻の再生に心を尽くします。
手をとること、抱き合うこと、微笑むこと、一緒に眠ること
それがちゃんと描かれていました。

時代が流れていきます。
連続幼児殺人事件、地下鉄サリン事件、池田小児童殺傷事件などを
思わせる法廷シーンが圧巻です。
法廷画家(スケッチさん)という仕事をとおして、世の中
全部がヒステリックな感情に押し流されるばかりの事件を
漂々と描くタテオさん。
どうしようもない感情と疲弊感に本人も何度も押し流されるのに
自分はそこから逃げない。ありのままを受け入れます。
その逃げない理由にぐっときます。

全てのことに事由があり、この二人に関わる全ての人(そして観客も)
全部に意味があることを橋口監督はさりげなく伝えてくれます。

「めんどくさいけど、大切な人がいるときは、大切にしたらええ。」

スケッチさんの大先輩がそういいます。
多分、スクリーンを前にみんなうなづいていたはずです。

たくさん、書きたいことがあふれてくるこの映画への思いですが
これからご覧になる皆さんに、この気持ちをそのままそっと
タスキにして渡します。
是非、大切な方にこのタスキをつないでください。
ぐるりのこと1.jpg

★映画のツボ★〜かなりネタばれ〜スミマセン(><)
・週3日、セックスをする日をカレンダーに記して決めている妻。
 夫タテオさんとのはじめのトークが爆笑します。
 リリーさん、それってアドリブ?ってくらい。
 これは夫婦でないとわからない感覚かな?(笑)
 (娘には理解不能のような気がする)
・裸でトイレに駆け込む、木村さんの気持ちわかるーーー。
・寺島進ワールド炸裂もよかったー。
・寺島@嫁役、めちゃおもしろい。目が離せない女優さんですね。
・法廷シーンで犯人役、加瀬亮、片岡礼子、新井浩文がすごい!!
・老練記者の柄本明さん、最高です。
・一緒に天井画をみつめるときに二人があおむけにねそべるシーン
 タテオさんと翔子さんの肩の位置が並んでいてウレシクなった。
・一緒にお風呂に入るシーン。かなりかなり好きです。
 こんなトーク、すっごく憧れます。
・翔子さんが日本画に挑戦するシーン。神々しいくらいに美しく
 再生されていきます。
 若冲の画集を見つめるシーンの長回しに、ほっとしました。
・一緒にトマトを食べるシーン。夫の背中をキュっとつかむシーン。
・「本当のやさしさに出会えました!」ベストセラー作家のサイン会に
 そんな言葉を簡単に口にしてしまう気色の悪い女性ファン。
 この本屋でのシーンの長回しは胸に迫ります。
 嗚咽をこらえ、全てが崩壊していく翔子さんに胸を割かれる思いが
 します。とても印象的シーン。
 「世の中のうそっぱち」とリンクします。
・二人の金屏風の写真とタテオさんが描く絵に包んでもらいます。
・「ずうとるび」のポスターがあった〜♪
 思わず「す〜きなんだ!す〜きなんだ!」と口ずさんだそこの
 アナタは同年代♪(爆)

追記:さて、そんな友人のTちゃんがこの映画に出演しているという
ではありませんか!あとから思い起こすと、おそらく絵画教室
かなあ。。。
さて、今度聞いてみましょう。(笑)

なんと、横山めぐみの法廷証言シーンだったとか。
わからへんやーん>Tちゃん
posted by mint2 at 00:06| 兵庫 ☁| Comment(12) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月21日

「インディジョーンズ クリスタルスカルの王国」は、ワクワクしました♪

If you want to be an archeologist, you have to get out of the library!

こんなこと、言われたら「惚れてしまうやろーーーっ」
(by.「Wエンジン」のコントネタより)爆わーい(嬉しい顔)

スターウォーズも大好きだけど、やっぱり経済学部に籍を置きながら
考古学の一般講義が大好きだった私なので・・
考古学博士のインディー先生に惹かれずにはいられません。

あぁ、インディーがかえってきてくれた!手(チョキ)
それだけで、十分興奮、多謝!というところです。
(おそらく、SATCをこの目にした時もそんな感傷に浸るのだろうなあ)

スミマセンが・・・字幕のない大変フレッシュ?な環境で映画を観て
しまったので、ストーリーの展開は理解しているつもりですが
Dr.OxyやSpalko女史の英語が時折わからないところあり。
間違った登場人物名やセリフの解釈が間違っていましてもご容赦くださいませね。
>訂正についてもどしどし教えてくださいね。
ということで、
先行上映会を鑑賞させていただきました♪
329623_100x100_001.jpg
「インディジョーンズ クリスタルスカルの王国」
そうです。インディアナが帰ってきました。
パラマウントのマークはこのようにきましたか?
そしてこれは、アメグラですか?
「AREA 51」とは?
もしかして、これってあの「アーク(聖櫃)」ですか?
あ〜、こうやって桂小枝のコネタ集みたいに書いていくと
これから見ていかれる方にもうしわけないので。。。

マリオンの扱い方ってこれでいいわけー?
クリスタルスカルの結末ってこーなんですか?
ちょいめ、がっかりなんですかー?

と外野の意見はきっぱり無視して、思い切り新しいアトラクションに
乗った時のようにドキドキしながら観てくださいませ。
あの、エンドクレジットの音楽が観てから数日間、私の耳から
離れることはありませんでした。

インディは現役!
part-timeな先生だけど マット君、キミの出番はまだまだだよ。
How much of human life is lost in waiting.
Oxlyがいうように人生の大半は待つ事。


I have a bad feeling about this.
私には最高な気分でした。ルーカス&スピルバーグ、ハリソンありがとー♪
posted by mint2 at 16:44| 兵庫 ☁| Comment(12) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月18日

「パリ、恋人たちの2日間」でタクシーが怖くなる?(笑)

ドラマ「絶対彼氏」のもこみちくんに胸キュンと
していたら、また蓼科でゴルフをしているうちのダンさんから
電話。。。明日も早いんですから、早く寝てくだっさい!

絢香ちゃんの「おかえり」を聞きながら
おそらく、チェルシーで撮っているPVをみていました。

冬の終わりのNYの空が写っていました。

泣きそうになりながら・・・
NewYorkが恋しいよぉ〜!!

そんなNYに住むカップル、もう付き合って2年にもなる。
酸いも甘いもわかったアメリカ人の男性と、フランス人の女性が
ロマンティックなベニスでの旅にでかけ、ついでに愛猫をあずけた
彼女のパリの実家で過ごす2日間の出来事。

2days in paris1.jpgそれがジュリー・デルピー主演の
「パリ、恋人達の2日間」

出るわ、出るわ。。。奔放なパリ時代の彼女のこと、
そして、異常に神経質になり、疑心難儀になるアメリカ人のカレシ。
そんな二人の家族、友人を巻き込んでの価値観の違いや
パリに住む人達の愛すべき変態?ぶりがテンポよく描かれて
います。

なんでR−18指定なのかなー?って
思ってたら、そうなのね。
トークが中々お下劣かつおもしろい。
ジュリー演じる、マリアンのお父さんが経営するギャラリーの
アートの目を覆うばかりのエログロさ。(笑)
とにかく、ウディアレンの映画みたいに、主演の二人の早口の
セリフがすごい。
とろーい私は前半はじまったばかりで目が回りそうになっていました。(^^;;

チラリと背景に写るエッフェル塔やポンヌフ川などに目を止める
ヒマもなく彼女がしゃべりまくるセリフにおいかけられます。
だから、憧れのパリの雰囲気に浸れる映画ではないのだけど
(パリにお詳しい方なら、たっぷり楽しめると思います)
お互いの知らなかったことや、違った側面を発見した2日間の
二人をパリの街が微笑みながら見守っているような空気感が
ありました。

二人が、移動するのにメトロで変質者に追いかけられたり、
タクシーでは、恋人がいるのに平気でオレはいい仕事するぜ!と
口説くドライバー、完璧にステレオタイプの人種差別者ドライバー、
自分の仕事がうまくいかないことを客のせいに平気でする
考えられへんっドライバーなど、大変ユニークかつ、強烈な
キャラクターのタクシードライバーがプジョーなんか運転してて
興味深かったです。

というか、変態おっさんてんこ盛り!
こんなタクシー、乗りたかないよぉ〜〜(苦笑


そんなアホ相手に果敢に戦うジュリーのかっこよさ。
そしてしなやかな美しさ。
ロングヘヤをささっとゆわえて、アップヘアにしてレオノールの
美しいドレスでパーティーにいくかっこよさ。
伊達にパリジェンヌのキャリアを感じさせちゃってくれます。

彼女は、監督・脚本。製作。編集、音楽ともちろん主演。
ジュリーならではという映画でした。

★映画のツボ★(ちょっとネタバレ)
・体温計は脇で測るもの?
 これがあんなところでー???(笑)
・各国によって、コンドームさんの大きさは違うの?(笑)
・ジム・モリソンの墓参りに行くカレシさん。
 それをマリアンのお父さんはよく思ってない。その理由が
 非常に笑えちゃいます。
・観光地(人が集まっているところ)には、絶対日本人らしい
 エキストラがいました(笑)
・アメリカ人旅行者にあえてイジワルをするシーン。
 すごい痛快です。
・今までの元カレにさせていたマリアンの性癖。
 かなり笑えます。私も若かったらちょっとやってみたかった?(あはは
・マルシェに買物にいくお父さんと二人。
 豚さんを割くシーンなど、ちょっとツライ。
 でも、パパがつくる「ラ・パン」の煮込みはとても美味しそうでした。
・やっぱり、私はパリのタクシー運転手さんが怖くなって
 しまいました。(笑)
 (関西弁でやりかえすしかないのか!?)

追記:彼らはちなみにNewYorkのどこに住んでいるんだろう。。。
   EastVillageというところでしょうかね。(笑)
posted by mint2 at 00:42| 兵庫 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画&ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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