親友のTちゃんとUさんの結婚披露宴のお仲人さん。
さすが、人気者のリリーさん。
皆さんに囲まれて新郎新婦をはさんで記念撮影ラッシュ。
私の娘も美しい花嫁さんと、リリーさんと一緒に記念に
撮らせていただいたりしました。
レンズの向こうのリリーさん。
少し距離をおいてただづんいたリリーさん。
よっぱらいのリリーさん。
新婦に抱きついていたリリーさん。
子供のドレスにおでんくんをマジックで大きく書くリリーさん。
私は、遠くからそのまなざしが何をみているのか
気になって仕方ありませんでした。リリーさんがみつめるもの・・・。
そんなリリー・フランキーと木村多江、主演の映画「ぐるりのこと」を観てまいりました。
一言!「素晴らしいです」
私が今年観た邦画では、文句なしのbPです。
特に、40代の私には、夫婦のこのやりとりの一つ一つが胸にしみました。
結婚し、妊娠してからの夫婦の数年間が時系列で描かれるわけですが
その年にはいる導入場面が、すごくいい。
キッチンから同じ位置にカメラをすえて、毎年かわらない目線で夫婦の
やりとりをいれる。
変わったアングルがあったとしても、それがリリーさんと木村さんの
目線が同じ位置だったり、平行にカメラがうごいていく様子。
まるで、心のバランスを失っていく妻を同じ目線で見つめる夫と
橋口監督のまなざしそのものでした。
気丈でちゃんとしている妻。
優しいが達観していて女たらしの夫。
そして、そのまわりの愛すべき人、法定画家の夫からみる
時代の事件という「ぐるりのこと」
全てのプロットがゆるやかで、たゆとう感じで、海綿体に吸いこまれる
水のごとくしみわたっていきます。
こんな風に回想しながら、リリー・フランキーと夫のカナオさん。
木村多江さんと妻、翔子さんが、幾重にも重なってこのリアリティに
驚かされます。
それくらい、二人がそのままのドキュメンタリーのようでした。
ウツ状態となりヒステリックになる妻と夫の激しいやりとりの
シーンでは、白熱した二人の間合いに心が揺さぶられます。
涙があふれてきました。
この感触はなんだろう。。。と思ったら、なるほど
ジョン・カサヴェテス「こわれゆく女」を思わせます。
ここで、とっても印象的なセリフがありますが、
是非、スクリーンで感じてください。
夫婦が、さりげなく寄り添い、語らい、衝突もし、ありのままを
受け入れる夫が妻の再生に心を尽くします。
手をとること、抱き合うこと、微笑むこと、一緒に眠ること
それがちゃんと描かれていました。
時代が流れていきます。
連続幼児殺人事件、地下鉄サリン事件、池田小児童殺傷事件などを
思わせる法廷シーンが圧巻です。
法廷画家(スケッチさん)という仕事をとおして、世の中
全部がヒステリックな感情に押し流されるばかりの事件を
漂々と描くタテオさん。
どうしようもない感情と疲弊感に本人も何度も押し流されるのに
自分はそこから逃げない。ありのままを受け入れます。
その逃げない理由にぐっときます。
全てのことに事由があり、この二人に関わる全ての人(そして観客も)
全部に意味があることを橋口監督はさりげなく伝えてくれます。
「めんどくさいけど、大切な人がいるときは、大切にしたらええ。」
スケッチさんの大先輩がそういいます。
多分、スクリーンを前にみんなうなづいていたはずです。
たくさん、書きたいことがあふれてくるこの映画への思いですが
これからご覧になる皆さんに、この気持ちをそのままそっと
タスキにして渡します。
是非、大切な方にこのタスキをつないでください。
★映画のツボ★〜かなりネタばれ〜スミマセン(><)
・週3日、セックスをする日をカレンダーに記して決めている妻。
夫タテオさんとのはじめのトークが爆笑します。
リリーさん、それってアドリブ?ってくらい。
これは夫婦でないとわからない感覚かな?(笑)
(娘には理解不能のような気がする)
・裸でトイレに駆け込む、木村さんの気持ちわかるーーー。
・寺島進ワールド炸裂もよかったー。
・寺島@嫁役、めちゃおもしろい。目が離せない女優さんですね。
・法廷シーンで犯人役、加瀬亮、片岡礼子、新井浩文がすごい!!
・老練記者の柄本明さん、最高です。
・一緒に天井画をみつめるときに二人があおむけにねそべるシーン
タテオさんと翔子さんの肩の位置が並んでいてウレシクなった。
・一緒にお風呂に入るシーン。かなりかなり好きです。
こんなトーク、すっごく憧れます。
・翔子さんが日本画に挑戦するシーン。神々しいくらいに美しく
再生されていきます。
若冲の画集を見つめるシーンの長回しに、ほっとしました。
・一緒にトマトを食べるシーン。夫の背中をキュっとつかむシーン。
・「本当のやさしさに出会えました!」ベストセラー作家のサイン会に
そんな言葉を簡単に口にしてしまう気色の悪い女性ファン。
この本屋でのシーンの長回しは胸に迫ります。
嗚咽をこらえ、全てが崩壊していく翔子さんに胸を割かれる思いが
します。とても印象的シーン。
「世の中のうそっぱち」とリンクします。
・二人の金屏風の写真とタテオさんが描く絵に包んでもらいます。
・「ずうとるび」のポスターがあった〜♪
思わず「す〜きなんだ!す〜きなんだ!」と口ずさんだそこの
アナタは同年代♪(爆)
追記:さて、そんな友人のTちゃんがこの映画に出演しているという
ではありませんか!あとから思い起こすと、おそらく絵画教室
かなあ。。。
さて、今度聞いてみましょう。(笑)
↓
なんと、横山めぐみの法廷証言シーンだったとか。
わからへんやーん>Tちゃん



おはようございます。
「ぐるりのこと」はとっても観たかった映画です。
今日の午後でも一人で観てこようかな。
リリーさんって、何故にあんなに飄々とされていながら
人の心をとらえて離さない魅力があるのでしょうね。
いつも映画のお話を本当にありがとう。(^^)
邦画にはあまり食指が動かない私でも、mint2さんのを読むとすごく観たくなりました!
でも私は独身なのでmint2さんがおっしゃってる夫婦でないと…って部分はわからないのかなー。
映画を観ているときはものすごーく集中してらっしゃるのですか?すごく細かくシーンを覚えてらっしゃいますよね!私もいつも集中してみたいと思っているのですが、傍目にはそう見えてもあんまり記憶に残ってない部分が多いということはそんなに集中できてないということなのでしょうか…
とにかく観たくなりました!
やっぱりmint2さんすごいですよー(^-^)
「GO」「ジョゼと虎と魚たち」でひそかに注目していた青年でした(^^)
加瀬亮も好みだし、リリー・フランキーの顔も好きってことでこの映画も観るしかないですね♪
私も今日は、午後からウチの用事で半休いただいたんですけど、
映画館に行きたかったわ。(苦笑)
うんうん。もし夫ちゃんのご都合があえばお二人で
観ていただきたいです。
ご夫婦、パートナー等、相手を益々大事に思えます。
うちのヒトは、あさってから秋田ですー。
また携帯メールしますね。(^^)
尊敬するクーネルさまの映画の感想を早く早く伺いたいので私のため?にも
早く「ぐるりのこと」観にいってくださーい!!(笑)
新井といえば「JAPANの4番・新井!」ですが(爆)
この役者さん、すごいですねー。
一気に法廷をビンビンの緊張感あふれるものにします。
片岡さんなんか私が半泣きしそうになりました。
法廷シーンが緻密であっぱれ!です。
ひゃあ〜。それは誉めすぎですよっ(^^;;
映画の批評(レストランもそうですけど)私は、ぜんぜん出来ないですよー。
一番の理由は自分に自信がなくてフワフワいいかげんなところがあるから(爆)
だから、軸にブレがないむちゃえもんさんを眩しく憧れるんですよね〜。
よる年波のせいか、物忘れがひどくなってきたので(>これ超マジで!)
気になったシーンや心に残ったシーンはぐちゃぐちゃの私しか読めない字で
メモ帳に走り書きはしていますね。
職業柄、いつも小さなメモ帳はもってるんです。
子供が小さい頃はドキッとする言葉やキラキラした言葉を発する時がある
ので書き留めたり好きな詩のフレーズや短歌も書いていますね。
「ぐるりのこと」映画館で観ていただきたいですー♪
ハイ!ぜひご覧になって、感想をお教えくださいませ!
ほにゃららさんが感じられたところがとっても
知りたいですよぉ〜(^^)
先日「西の魔女が死んだ」も観たのですが、
美しい映画ですが、私の心の奥の部分をつかんだかと
思うとそうではなかったのでした。
梨木文学にのめりこめないのもそうです。
リリーさんがプログラムで言ってますが・・・
「くよくよするときは、思い切りくよくよしたらいい」
というスタンスのほうがピタっとくるのでした。
(もっとも、リリーフランキーが語るのでよいのであるのだと思いますが・・)
ある意味、対極的にあるような映画とどうしても思えてしまいました。
ぜひ、お聞かせくださいませ。
これもとってもお薦めしたいです。ある家族が帰省で集まった日を描いた1日なんですが、人物一人一人の描写が細かくてかつ自然。
樹木希林が最高です。原田芳雄ももうこんな演技できる都市になったんですねえ。YOU、阿部寛もベタな演技がとっても活きてます。夏川結衣も自然で、いい女優さんですねえ。
タイトルの意味は、2重の意味が込められていて、思わずニンマリ。mint2さんには、是非、観ていただきたいと思いました。若くても年配者でも、いろんなことを経験した人には、二重丸でお薦めです。
是枝監督は「誰も知らない」に引き続いて見事ですね。
わぁ〜。ステキなご推薦をありがとうございます。
是枝監督の「歩いても 歩いても」この映画
みたいなーと思っておりました。
関西では7/19から上映されるようなので絶対観てまいりますー。
「東京タワー」でもおかんの樹木希林さんに目も心も奪われ揺さぶられまくりました。
先日、DVDでジュリエットビノシュの「ショコラ」を観ましたが、糖尿病の家主役のジュディ・デンチのように
一遍のセリフと表情で語ってしまうものがありますよね。
夏川結衣さんも大好きな女優さんなので絶対みます!
ありがとうございましたー。
関西は関東の次に映画を上映することも多いので、見損ねた映画を観たり、同じ時期に上映するなら神戸で観たりとかの使い分けするのが賢明だと自分では思ってます。東京の映画館、混むときは半端じゃないですから・・・グスン。。
ジュディ・デンチは、素晴らしいですねー。
「007カジノ・ロワイヤル」の印象がすごくて
彼女の英語の抑揚もやっぱりとても好きなんです。
あの眼力の強さもひきこまれます。
>東京の映画館、混むときは半端じゃないですから・・・
そうなんですね〜。
東京はたくさん映画館があるし、イチ早く観れるのでよいなーと思っていたのですが、
やっぱり混むのですね〜。
「カンフーパンダ」や「ミラクル7号」など子供さんも楽しめる映画は神戸では
ほとんどが吹替え版なのです。
シンチー監督の「ミラクル7号」は是非字幕でみて!と大阪の映画館をお薦めしたりなんですよ。
やっぱりあれは広東語でしょ!と思いませんか?(笑)