とにかく大学の講義中はかなり眠くなるそう。
そして、大学敷地内にある女子寮にはいっている友人の部屋で
昼寝をさせてもらっているのだとか。。。
そしてついについに、サボタージュの連発でテストは悲惨な
状況に陥りそうのようなのです。
食事の時もつい・・・話題は大学生活のこと。
そのことでしっかり授業受けないとダメじゃない?
フランス語しんどいのなら、レッスンに通ったらどう?
アルバイト減らしたらどう?
お友達との飲み会は少し遠慮したら?
ファッション誌ばかり読んでないで、小説を読めばどう?
就活にいいから部活にはいれば?
寝てるばかりじゃもったいないと思わない?
夜中に携帯やめて早く寝なさいね。。。
などなど、自分が書いててもうんざりするくらいのことを
娘に言う私。
言った随分後の私。めちゃ自分で落ち込んでます。(とほほ
はぁ〜、親とは因果なものです。
この人生の免罪符のような大学の4年間。
人様に迷惑をかけなければ、何したって許されるきっと輝くような時間なのです。
4年間はともかく人生の師となる先生に出会い、そして一生涯を通して大切に
したい友を見つけて欲しい。
また、自分の人生の目標を見極めて欲しい。。。
その為にも、この4年間を凝縮させた、濃密なものにして欲しい。
しかし、自分を振り返ってどうかと言われれば、
つまらない講義は友人に代返を頼み、サボるのは当たり前で、昼夜授業そっちのけで
アルバイトに励み、身の丈にあわない洋服や化粧品を買ったりした。
好きな男の子ができたら、カレのことばかり考えて携帯がない時代なので遅くまで
うちに帰らず過ごした。案の定、第2外国語などの教養単位を落としてしまい2回生
のときにあわてて再受講したり、さぼったツケがきてた。
それでも、友人達と飲んで騒いで、社会の不条理にも論議し、バカなことも言い合い、
彼とのことばかり考えいかにオトナに見えるのか考えていた。
娘もきっとそうだろう。
無防備な自由と時間をもてあましていることだろう。
今思えば、後悔が目立つ青春であってもやっぱりあの時間はコーラの泡が
吹き出るようにあふれ、そして輝いていた。
今ならば、私のリグレットは青春の勲章の一つでもあるけれど
リグレットが少しでも残らない青春時代であって欲しいと
娘に願い、また小言を言うのです。
ゴメンね。と思いながら・・・
そしてあの時の私のように、娘が私の小言をスルーしていくわけ
なのでした。