新春恒例♪初笑い「
笑福亭鶴瓶・落語会」に
いってまいりましたー。
場所は、阪急西宮北口駅すぐの
「兵庫県立芸術文化センター・中ホール」です。
ここは、娘のバレエの発表会などで来たことがありますが
ホントに素晴らしいホールですね〜。
あの人気指揮者、佐渡裕さんが芸術監督を務める大ホールに
漆黒の壁が美しくそして昔の芝居小屋を思わせる天井桟敷が
とても和む雰囲気をかもしだす中ホール。
座席もゆったりめで、兵庫県の誇れるホールの一つになっています。
テレビ、ラジオで大活躍の鶴瓶ちゃん。
(鶴瓶ちゃんの関西ローカルのTV,ラジオで育っている私、
親しみをこめて・・・鶴瓶ちゃん)
ラジオはヤンタン、ぬかるみの世界>そーです、私はぬかる民でしたっ。
テレビは、鶴瓶と花の女子大生に出ました。(笑)
なんといってもテレビにらめっこ!!(爆)
>あぁ、どれだけこの世界を理解してくれはるんやろぅぅぅ。。(遠い目)
昨年暮れはなんと!紅白歌合戦の白組司会!! おととしから、古典や創作などの落語の独演会は満員御礼。
今年は絶対行きたかったのですが、すでにsold out!(涙)
なんとかツテをたどってチケットをゲットし、苦楽園在住のお笑い好き
同級生Uちゃんと行ってまいりました。
>金ちゃんごめんよ!!(><)
感想。。。
もぅ、サイコーにおもしろい!
大笑い!大笑い!
そして、最後にはホロリ。。。(涙)
>鶴瓶@ポロリじゃないですよ(笑) 一緒に、Uちゃんとぐっすんとなりました。
それくらい言葉にできない感動があったんです。
落語初体験@Uちゃんも、
「あかん、あかん!どうしよ!!
すぐにこのカンゲキをダンナに伝えたい!!」とそわそわ。
わかりますっ。 鶴瓶ちゃんのパワーをもらって、おなかの底から幸せで
笑いまくりました。
桂歌之助師匠、江戸独楽曲芸の三増紋之助師匠の芸のあと
(こちらも素晴らしかったし、爆笑でした)
>このネタの感想も書きたい!!素晴らしかった!
いよいよ、トリは鶴瓶師匠!!
いきなり枕は。。。ドラマ「華麗なる一族」に出演されたときの話
紅白歌合戦の裏話、SMAPのメンバーの話、近日公開予定の吉永小百合さん
主演の映画「母べえ」に撮影の話など、延々鶴瓶ちゃんらしい
ポロリな話
がいっぱいです。もぅ、枕話が30分以上、観客全員大爆笑の渦です。
そして、最初に創作落語>といっても、鶴瓶ちゃんの不良で怖くて
愛すべき同級生の松岡さんがネタになってる「青春グラフティ松岡」です。
男子高校生の愛すべき青春の日々。
大阪の下町の不良男子高校生の日常の面白い話。
誰もが一人はいたであろう、個性的かつ、コワイねんけどおもしろくて
人気者の同級生の話がネタです。
汗いっぱい熱演で鶴瓶ちゃんが話します。
もう、おなかがよじれてきそうです。


中入りのあと、大トリもやっぱり鶴瓶師匠!!
古典落語の「死神」です。
このネタは、まっちゃんのすべらない話で伊集院さんが
落語を修行してたときにやろうとしていた伝統的な古典落語って
いってましたね〜。
鶴瓶ちゃんもこのネタを小朝師匠からやってみなさい!と
言われて聞いたそうですが、全然おもしろくなかったので
自分アレンジで「死神」をやってみましたと最後にタネ証を
してくれました。(大笑)
アホで口が悪く女好き、女房子供に逃げられる熊やんが
不思議な呪文を死神から教えてもらうところからの顛末です。
そこには、幼なじみの甘酸っぱい初恋もあり、最後のオチが
なんとも笑うてやがて悲しいしみじみしたお話です。
何度か、語りがかんだシーンもあったけど体と怒鳴って怒るシーンは
鶴瓶ちゃんの亡くなった関西の重鎮@松鶴師匠を思わせます。
あぁ、松鶴師匠も笑ってくれてはるんやろうなあと
思わせる熱演です。
「あぁ、これでやっと一緒になれる。。。」
とつぶやくオチに、会場が一同ぐっとなり一瞬シーンとなり
万雷の拍手です。
↑演目が最後にはってありました♪
以前、ざこば師匠がたかじんさんに
「鶴瓶やんは、テレビにでてても落語ができる子やから、もともとできる子が
勉強して古典落語も頑張ってるんやから、何も心配せんでええねん」
と誉めておられました。
おっしゃるとおり!!
天賦の才があり、引き込む力と独特な笑いの世界は鶴瓶師匠の右にでる
人はいないと思う。
どんな人にも平等で公平でわかりやすくて、間口が大きく包容力と
どんなハードルにも挑戦する気概がこの人の持ち味。
多分、先代の天才、三平師匠を目撃した人は、こんな感動を
持ち帰ったのではないでしょうか。。。
うーむ。
やっぱり落語の世界。おそるべしです。
Lマガでまたまた落語会チェックです。
皆さん。是非まいりましょー♪